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無意識に人を傷つけないために

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性被害を打ち明けて、傷ついたことはありませんか? 「露出多いからね」 「何で逃げなかったの?」 「相手の家に行ったのが悪い」 これらは 被害者非難 (セカンドレイプ)と言いま…
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#痴漢問題

無意識に人を傷つけないために

皆さんは、知り合いや家族から痴漢などの性暴力被害を打ち明けられて、なんとコメントして良いのかわからなかった経験はありませんか? 被害者を傷つけたくない、けれど、どういう声かけをすれば良いのかわからない。誰かに教えて欲しい。 このプロジェクトは、そんなあなたのためのものです。 皆さんは、被害に遭って友人に助けを求めたのに、かえって傷つくことを言われてしまった経験はありませんか?もしくは、傷つくのが怖くて、誰にも被害を打ち明けられないと感じていませんか? このプロジェクト

無意識に人を傷つけないために 心がけポイント①②

はじめにみなさんは、「2次加害」や「セカンドレイプ」、「セカンドハラスメント」、または欧米でよく使われている「victim blaming (被害者非難) 」という言葉を聞いたことはありますか? これらの言葉は、サバイバー(性暴力被害者)が性暴力被害のあとに、周囲の人からさらに受ける言葉や態度などによる暴力のことをいいます。 性暴力は、望まない性的なことすべてを含みます。電車で痴漢にあったり、嫌だと言っているにも関わらずパートナーから無理に性的な行為を迫られたり。同意のな

話してから気づく被害者非難の経験 〜明日少女隊xhoneyhands 対談〜

みなさんこんにちは、明日少女隊の林芙美子です。今回、明日少女隊とhoneyhandsは「被害者非難」をイラストで学ぶ、プロジェクト「無意識に人を傷つけないために」を立ち上げました。 まず、なぜ被害者非難について話してみることになったかというと、明日少女隊とhoneyhandsの中での経験が大きく影響しています。 以前、明日少女隊の中では性的被害にあった隊員に対して複数の隊員が意図せず傷つける言葉をかけることがありました。二度とグループ内で被害者非難を繰り返さないためには、