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お客様の“記憶”に残る

こんにちは、DRIVEの芦谷です。
今日は“記憶に残る必要性”というお話をします。

みなさんもよくご存じのIKEA。
IKEAの店舗に行くと
各所に部屋をイメージしたショールームが展示されています。

そこでは日本離れして、
ヨーロッパに行ったような気分になります。
そのため椅子を買いに来たのに、
ついついポスターやラグを同時に買ってしまったりします。

IKEAは家具で他社と競合しないで
ヨーロッパの“ライフスタイル”を売ることでブランディングしています。
ですので、「気軽にオシャレな生活」と思ったときはIKEAにつながります。


大阪で有名な「つるとんたん」という高級うどん屋さんがあります。

お昼時はいつも行列が出来ているうどん屋さんです。

もちろん、コシの強い讃岐風うどんがおいしいお店ですが、
一番の特徴はびっくりするぐらいの“大きなどんぶり”です。

あまりにも“大きなどんぶり”のおかげで
うどんと言えば「つるとんたん」が結びつきます。

知らない人にこのお店のことを伝えるときに
まっさきに“どんぶり”の話をするぐらいです。

IKEAにしろ「つるとんたん」にしろ
人の“記憶の力”を巧みに利用しています。

ある種の記憶領域を専有することで
「ブランド化」を果たしています。


いくら“すばらしい機能”が付いていても。
“すごく値頃感”があっても。

覚えてもらえなければ、なんの意味もありません。

まずはどんな形でもいいから「記憶される」こと!


そう考えると、
いつまでも手元にある
「オシャレなパッケージ」はお客さんにとって
忘れられない存在になるかもしれませんね!

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