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となりのブレインMagazine ~事業を飛躍させるノウハウ

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となりのブレインのメソッドを無料大公開するnoteマガジンです。 中小企業の経営を飛躍させる仕組みに関するノウハウを体系的に公開していますので、御社の事業に必要な部分だけを確認で…
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#融資

となりのブレイン 経営を飛躍させるノウハウ【目次】

こちらは、私たちとなりのブレインが発信する「中小企業の経営を飛躍させる仕組みづくり」に関するノウハウを完全無料公開しているブログを体系的に集約したページとなっております。 カテゴリーごとに、知りたい内容を選んでお読みいただくことも可能です。 一方、経営を飛躍させる仕組みについて体系的に学んでいきたい方は、「経営全般」の記事より読み始めることをお勧めしております。 「となりのブレイン」とは税理士法人横溝会計パートナーズが提供する、中小企業の経営を飛躍させる仕組み作りの支援

【資金繰り】って、言葉が曖昧だと思います! あと【倒産】も。

「資金繰り表を作って、提出してください」 「資金繰りが大変なんだよ」 「資金繰りを良くしたい」 「資金繰りを頑張りたい」 皆さんは、「資金繰り」と聞いて、どんなイメージを持つでしょうか? ①銀行に融資相談するときに、提出を求められる資料(資金繰り表)。 ②会計事務所が作ってくれるもの(資金繰り表)。 ③創業当初、資金を集めるのに苦労した日々(資金調達)。 ④月末近くに、通帳とにらめっこして、払えるかどうか不安になりゾクッとする感覚。。(資金不足) 経営者、経理担当者、会計

融資相談の仕方。【不動産担保】

前回までの記事のように、融資の検討は進んでいきます。 それでも、融資が難しい場合には不動産などを担保に提供して、融資を受ける方法が考えられます。 担保として提供できるものには、様々なものがあります。 ・土地 ・建物 ・預金 ・債権 ・有価証券 ・売上債権 ・機械設備 ・棚卸資産 乳牛や、ウイスキーの原酒、建設用足場 なども 担保として提供されることがあるようです。 (これらは、膨大な管理コストが想像され、金融機関は嫌がります。) 今回は不動産担保についてご説明します。

融資相談の仕方。【保全】

前回の続きになります。 前回の記事も、もう一度ご覧ください! 前回は、【資金使途】と【返済原資】について、解説しました。 今後の利益に繋がる【資金使途】であり、 わかりやすく【返済原資】を見出すことができれば、 すんなり融資を受けられることがわかりました。 一方で、 【資金使途】 お金がどうしても必要であっても、 【返済原資】 収入が増えたり、経費が減る未来が見えない。 こんな時には、簡単には融資を受けられません。 そこで、③【保全】が登場してきます。 ③返済できな

融資相談の仕方。【資金使途】【返済原資】

銀行融資では、お金を借りることができます。 そのお金は元々、預金した人のお金です。 「隣町のAさんの事業が上手くいかなくて、  融資を返してもらえなかったので、  あなたの預金はもう引き出せなくなりました。すみません!」 これでは、困りますよね。 銀行融資の審査が厳しい理由はずばり、この点にあります。 銀行融資の大原則は、 確実に返済してもらうことです。 「安全性の原則」とも呼ばれています。 融資を相談する際には、 この「安全性の原則」を充たしているとわかってもらえる

ちょっと珍しい資金調達 その②【私募債】

金融機関の担当者から、突然このような提案を受けたことはありませんか? 目的通り資金調達ができれば、御の字ですが、 契約の内容については把握できているといいですね! 今回は、 ちょっと珍しい資金調達 シリーズ②です! 私募債発行による資金調達について解説していきます。 それでは、早速いきましょう! シリーズ①はこちらです! 社債発行による資金調達とは 会社が資金調達する手段は大きく分けて 直接金融 か 間接金融 の2種類です。 直接金融は株式や社債を発行して、貸し手から

【連鎖倒産】から身を守る

コロナ融資の返済開始により、 倒産件数がじわじわ増えています。 得意先からの入金を支払のアテにしている会社も多いと思います。 そんな、得意先が急に倒産したら。 既に提供した商品・サービスの対価が回収できなかったら。 急に自身の会社も資金繰りに大きな影響を受けてしまいます。 今回の記事では、連鎖倒産の防衛策について案内していきます。 こちらを読んでいただき、 自己防衛能力を高めるとともに、 営業担当者とともに得意先との取引条件も詳細に把握しなおしましょう! それでは

【金利】っていくら払っているんだっけ?

日銀の黒田総裁が2023年4月に任期を終えます。 10年の任期の中でも、大きな出来事の一つとして、 マイナス金利の導入が挙げられます。 マイナス金利の導入とは、異次元金融緩和の一環で、 資金の流通量を増やし、物価を上げることを目的としています。 事業資金の借入を必要とする中小企業者にとっては 前例のない低金利が続き、 資金調達がしやすい時期だったと言えます。 今後は、 「マイナス金利下から脱し、金利があがるのではないか?」 など、不安に感じる方も多いかと思います。 今

(1月10日スタート!!今すぐ検討!)「ゼロゼロ融資」の「借換保証」?

ああ。。 コロナ禍で思い切って借りた融資の返済が。。 、、、、は じ ま る。 当時思い描いていたほど、事業は好転していないし、 利息だけ返せばいい元本据置の状態に慣れてしまった。 元本も返していきたいけど、当時の返済計画ではかなり厳しい!! こんな問題に直面している経営者の方も多いでしょうか? 実は! 2022年9月末でまだ返済の始まっていない融資がざっくり4割程度あります。 みなさん同じ悩みを抱えていることがわかります。 この状況を受けて、政府がこのような制度を用意

ちょっと珍しい資金調達 その①【当座貸越】

あなたの会社の売上(売掛金)は、いつ現金化できますか? 飲食店など、その場で現金払いを受ける業種。 掛けにしていて、翌月末に支払いを受ける業種。 翌月末にようやく、手形を受け取る業種。 会社が商品やサービスを提供するためには、 仕入や人件費など様々な諸経費がかかります。 そして、商品・サービスを提供して初めて、 売上金を受け取ることができます。 今回は 売上金を受け取るまでに、 会社が先払いで負担している資金。 所謂、運転資金について説明します。 そして、借入の方法であ

【融資】保証協会って何?【資金調達】

「保証協会」というワードは、 借入をしたことのある経営者であれば、 ほとんど方が聞いたことがあるのではないでしょうか? 融資申込みのときは 資金調達に夢中で、 保証協会かプロパーかなんて気にしていられませんね。 これを読んでいただくと、 保証協会とはどんな組織なのか? 保証料はどんなものか? なぜプロパー融資ではなく保証協会付き融資を提案されるのか? など、保証協会の基本をおさえることができます! では、早速始めます! 信用保証協会って何?信用保証協会は、「信用保証協