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となりのブレインMagazine ~事業を飛躍させるノウハウ

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となりのブレインのメソッドを無料大公開するnoteマガジンです。 中小企業の経営を飛躍させる仕組みに関するノウハウを体系的に公開していますので、御社の事業に必要な部分だけを確認で…
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#中小企業

となりのブレイン 経営を飛躍させるノウハウ【目次】

こちらは、私たちとなりのブレインが発信する「中小企業の経営を飛躍させる仕組みづくり」に関するノウハウを完全無料公開しているブログを体系的に集約したページとなっております。 カテゴリーごとに、知りたい内容を選んでお読みいただくことも可能です。 一方、経営を飛躍させる仕組みについて体系的に学んでいきたい方は、「経営全般」の記事より読み始めることをお勧めしております。 「となりのブレイン」とは税理士法人横溝会計パートナーズが提供する、中小企業の経営を飛躍させる仕組み作りの支援

売上高から問題を抽出してみましょう!

ここ最近、売上高が下がってきていて…。 ただでさえ、働き方改革だの、円安による原材料の価格高騰だのいろんな問題に対応しなければならないのに。 こんなお悩みを抱える経営者が多くいらっしゃいます。 今回は売上にスポットをあてて、簡単に売上高が上がっていないのはなぜか、どうすれば売上高をあげることができるかについて書いていきます。 1.物販店の場合上記の売上高時系列分析ツリーを使って売上高が下がっている理由を分解していきます。 売上高の減少=(1)買上げ客数の減少×(2)

あなたの商品はなぜ売れないのか?

なんでうちの商品は売れないんだ? こんなことを考えていらっしゃる経営者様に読んでいただくために、私がこの数年間考えてきた「売れる商品を売る」ヒントを、今日は特別にまとめてご紹介しましょう。 【売れない理由①】戦略がない経営戦略とは何ですか?と聞かれると私は「長期的利益の獲得」と答えます。 短期ではなく、長期にわたって利益を獲得できる仕組みを作るのが経営戦略だと。 では、どのようにすれば長期にわたり利益を獲得し続けていけるかと言うと、ポジショニングだという話になってくる

製造業以外の社長も必見!         5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の本当の意味とは?①

経営戦略策定のご依頼をいただきました製造業でのお話です。 社長、執行役員にトップインタビューを実施、会社設立から現在までの簡単な経緯など様々なご質問をしました。 社風についてお伺いすると、お二人とも口を揃えて「うちは社員が自発的に何かをするという社風ではなくてね」とのこと。 人事的な問題を抱えているのかな、とイメージした上でその後、工場現場を視察。 皆さんコミュニケーション取りながら業務されているし、工程管理もしっかりできている。 人に問題ねえ、と思いながら工場をぐ

となりのブレインMagazine100本達成!

2021年9月から始めたとなりのブレインMagazineもおかげさまでブログ総数が100本に到達しました! これもひとえに読者の皆様と、そして忙しい中ブログを書き続けてくれた弊社スタッフのおかげです! 今後も中小企業の経営の飛躍にお役に立てるようなブログを書いていきたいと思いますのでご期待ください。 なお、となりのブレインMagazineは下記のブログで目次形式に中小企業の経営の飛躍に役立つ情報を体系的にまとめております。 ''超''使えると自負しておりますのでぜひご

事業計画の前に経営理念を

事業計画を作っている中小企業は多くありません。 経営理念を作っている中小企業はもっと多くありません。 とすると、経営理念もないのに事業計画を作っている中小企業も一定数いるということですね。 これは全く意味がないので、今日からでもやめた方がいいです。 経営理念もビジョンも無しに事業計画を作るというのは、漫画の載っていない少年ジャンプのようなもの。全く価値がないです。 今日はこんな話をしていこうと思います。 事業計画はなぜ作るか事業計画はなぜ作るのでしょうか? 多く

ビジネスモデルを簡単に模倣できちゃう?!ストアコンパリゾンのすすめ。

今回は先日実施しました物販店舗の診断業務についてです。 実績は開店から1か月で目標売上高の半分程度しか達成できていない状況。 まずは4Pで分析スタート。 Product(製品・商品) 製品・商品やサービスの特性や品質、機能、ブランド価値を考慮し、顧客のニーズや要求に適合するように設計・開発された提供物のことです。 販売している商品は素晴らしいのですが、やはり販売商品数、陳列数が非常に限定的なため、常連客は理解している一方、一見客にとっては非常にお店の居心地が悪い状況です

マネージャーの育成について

とある診断について先日、とある従業員50名ほどの製造業の企業診断に伺いました。 製造業というと5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の確認から入ることが多いのですがその会社、非常に整理整頓されており、さらに加えて売上も利益も好調とのことで、指摘事項がないのではないかというくらい立派な会社でした。 とは言え先方の期待も感じられたため、このあたりは深追いせず、別の観点で診断を進めていくことといたしました。 社長をはじめ、従業員の皆様からのヒアリングを進めていくとあらゆる業務で、

やぶ医者税理士が会社をつぶす

最近健康診断に行ったときにふと思ったんです。 「体づくりと経営は似ているな」って。 私たち税理士は「決算書はMRIのようなもので会社の状態を的確に教えてくれるから、決算書の見方を覚えないといけないですよ」ってよく言うんです。 でもちょっと考えたんです。私は昨年にライザップで10キロの減量をして、いまでも体を維持できているので、今回とても健康診断が楽しみでした。だけど、その前は「どうせコレステロールとか指摘されるのわかってるし正直行きたくない」って思ってました。 だれで

会社が目標達成するために必要な3つのものとは?

「わが社の社員は優秀なんだけど、個人プレーが目立つなぁ」、「なんか、社員間がギスギスしてるなぁ」、「社員のモチベーションがあがらないなぁ」なんてこと、きっとあると思います。 業務は回っているけど業績があがらないなど、社長が思うような成果が出ないのは会社組織が適正に機能していないことが考えられます。 今回はそんな思いをされている社長にご参考になればと思います。 1.会社組織が機能するための3つの要素会社の組織を機能させるためには3つの要素が必要だと言われています。 1つ

シンガポールの発展を「地域密着事業」のビジネスモデルに置き換えてみる

日本の東京都23区ほどの大きさしかなく、人口も500万人程度しか住んでいない小さな国、シンガポール。この小さな国は1人当たりGDPとしては世界5位となる72,795ドルとなり、今でも金融大国としてばく進中です。 「なぜこんなに小さな国で、人も土地も資源も歴史もない国がここまで成長できたのか」 私はこの答えの中に、地域密着事業の生き残りをかけた戦略が隠されているのではないかと感じていました。 シンガポールという国はとても優れたシステムを作り上げ、自国資源ではなく世界中から

中小企業白書を読んでみよう!

お客様によくお話しするのが、 ①日本の企業数 ②そのうちの中小企業の割合 ③中小企業の従業者数 ④付加価値額 答えは、 ①およそ367万4000社、約370万社と言ったりしてます。 ②99.7%、日本企業のほとんどが中小企業なんです。 ③68.8%、従業者の約7割が中小企業に勤務してます。 ④52.9%、我が国の付加価値額の半分以上を中小企業が生み出してます。 このような情報から、実務に役立つ情報まで記載されている中小企業白書。 中小企業の動向など何かご参考になればと思い

なにから始めよう…。そうだ、業務効率化から始めよう!

明けましておめでとうございます。 本年も、社長の皆様の事業に有益な情報をお届けしてまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。 今回は、仕事をもっと効率良くできないかなとお考えの社長にご参考になればと思いお話しいたします。 ECRSの原則 私には業務効率化担当マネージャーなんて、仰々しい肩書きで勤務していた時代がありまして…。 それはさておき、業務効率化といっても様々な業務があり、何から手を付けて良いのかわからず、今回お話しするフレームワークを大いに活用したもの

差別化はもう古い?         お客様にとってのオンリーワンとは?

士業ってオワコンなんですか? 不況になると資格試験を受験する人が増えるらしいです。 例えば社会保険労務士は受験申込者数で対前年3.6%の増、受験者数は対前年8.9%の増でした。 「資格を取っても飯も食っていけない」と言われ始めてだいぶ経ちますが本当にそうなのでしょうか? 士業オワコン説の根拠と言われていることが、 ①AIやRPAに置き換わりやすい ②デジタル社会の進展により、士業に頼ることなくで手続きできることが増えてきた ③登録者数の増加 などなど。 でも、これっ