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華麗なる加齢

なぜだ。
年をとるごとにベタで寒くてどーしようもない冗談ばかり口から出るのは。
完全に名前のない病なので誰か命名求む。

最近大学生の方々と触れ合う機会がそれとなくある。
我思う「異世界人だ!!!!」
いや、人間と人間なんてどーしようもなく分かり合えないからそもそも前提がおかしいのは承知の上だ。
その上で気づいたのだ。

入口が違ぇ。

学生が置かれてる状況が先ず若年者としての特殊状況にある。
まず触れ合う8割の年齢が同年齢もしくは同世代。
その上で関係性として用意されるのが私生活に近いところでの友達、もしくは学校での知り合いの二択である。
バイト先の人とかもいるだろうが、それはそれで学生からすると特殊だろう。後母数が少ないかな。

ところがどっこい、社会人になったらバイト先の人に類似した関係性が9割となる。

先ずコミュニケーションの入り口はある程度礼儀作法が決まっているし、その上で仲良くなるかどうかは本人の判断と時間と金をかけないと成立しない。

今大学生の方々と触れ合うと本当にコミュニケーションの入り口が掴みづらくてたまらない。
社会人であれば仕事の話から入ればある程度会話も続くが
大学生に聞くことなんざない。なぜなら私は自分が大学生の時にそんなん聞かれても困るわと散々思った質問しか頭ら浮かばないからだ!

なるほどな!!!俺大人になったわ!!
若い子ってナチュラルに使えるようになったわ!
ただちゃんと気づきがあったことで逆に冷静になったので
ただ単に社会で出会う人の対応に切り替えられた。
大丈夫だ耐え切れる。
休みなんもしてませんって言われたら俺がオタクしまくってることを話せばええんや。
なんだったら今週の俺の食生活曝け出してやんよ。

自分の加齢をコミュニケーション違和感で知る。
立派な老いへの一歩である。
この違和感を自分の価値観だけで嫌悪するでなく
培った経験でいなしていくという華麗なら加齢を目指し生きる。

取り敢えずちゃんと寝て自分の機嫌は自分で取ろう。
先ず話はそこからだ。

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