夢日記20240713
役をやることになっているらしく、ただ何か腑に落ちてなくて、でも、「毎日ミーティングします」とか、台本はまだありませんとか、でもホワイトボードには中央のちゃぶ台のところに自分の名前が書かれていて…。
ただ話が通じず、そのくせ、どんどん稽古は進んでいるらしく、自分はそこに身体はあるのに逃げ出しているという不思議な見た目になっている。幽体離脱したみたいに自分を見ている自分。
その集団のいつものやり方なのだろう、キャストが寝転がって出来上がり始めたセリフをだらだら好き勝手に喋っている。
死にそうで声も出ないシニア俳優が連れて来られ、どうやら自分の役をやるらしい。もうここに居る必要もないとバスに乗り逃げ出す。
バスが峠を下り始めた時、荘厳で大迫力の山並み、そして彼らが作ったであろう音楽も流れ始めた。ものすごくきれいで。なるほどとうなるほどなのだが、それをぼんやり眺めながら自分は、やはりあの役は自分ではない、降りて良かったと思った。
バスの中で出会った新聞記者は自分の、前の出演作を観ていてくれて、「あれはあの役は良かったですね」と言った。
そうだあれは良かったと、その時のシーンを再現する自分。そうだ、やはりこれだ。今回は降りて良かったんだと確信した。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?