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不調の改善に大切な3つのこと その3

不調の改善に大切な3つのこと

1.思考をととのえる
2.食事をととのえる
3.西洋医学とのかかわり方


のうち

3.西洋医学とのかかわり方
です。

私は
西洋医学とその他健康法が
うまく融合する未来を
希望しています。

救命措置
ケガの処置
その他外科的に治療が必要な場合
においては西洋医学が得意とするところですね。

慢性疾患や不定愁訴といわれる分野は
その他食事管理や健康法で対応する。

というように
互いに協力、連携できたら良いなと考えています。

10年ほどセラピスト活動をしてきた中で、
西洋医学とのかかわり方が
絶妙だなぁと感じた方は
おいくつでも
改善が早かったです。

しかしながら、
そのような感性をお持ちの方は
10人に1人いるかいないか。

健康意識も高く、いつもアクティブ。
周りを明るくする言葉づかい。
良いこと聞いたらすぐ取り掛かり
やってみようと軽くトライ。
コツコツ継続できる方々です。
年齢の割に飲んでいる薬が少なく
食事も健康的。

その方たちの
かかりつけのお医者さんは
・薬をなるべく減らしてくれる。
・健康指導を中心としていて、出来るだけ長期に渡り薬を処方しない。
・他の診療科からの投薬についても関心をよせて
親身になって話を聞いてくれる。

もちろんこのようなお医者さんは人気で、
とても診察の待ち時間が長いとのことでした。

そして幸運にも
そのようなお医者さんとご縁がある方はごく僅か。

それに対し、
医療へのかかり方をみていて
こんなに何種類も薬飲んでて大丈夫???
と思ったケースが少なからずありました。
そしてそのようなケースは
ずーっと不定愁訴が続いているのが特徴です。

ある日、腎臓を患っている親族が
足の痺れで歩けなくなり
杖をつくように。
大きな病院でエコーやレントゲンをとるも原因が分からず、血管の可能性は低いかもしれませんが...念のためにCT検査をしましょうかと。


それまでに処方されていた
山のような薬のリストの画面を
集中した面持ちでスクロールする医師に向かいながら、
付き添っていた私はいたたまれない気持ちに。
とっても長い沈黙の時間でした。
さすがの薬の多さに医師も苦笑してました。

腎臓の状態と甲状腺の薬の関係で
通常の方より
造影剤投与のリスクが高いので
生理食塩水の点滴と水分補給を朝から...
もしもの時は救急に回します、と説明を受けました。

私と親族の話し合いの結果、緊急性は高くないようだし
CT検査は一旦延期し
足もみを試してみるとの本人の意向で、早速実践。

3週間ほどで通常通りに歩けるように快復しました。
そしてぶり返していません。
ただ、歩けるようになったら、足もみから遠のき、今までの山のような薬も減らず。
そして、その半年後には謎の胸痛が。
(それについてはまたの機会に書きます。)


血圧を薬で抑える
血糖値を下げるお薬を飲み続ける
頭痛や生理痛を鎮痛剤で抑える

薬は対処療法です。
一時的に薬を用いることは良いと思いますが、
慢性的な症状の改善において継続的に薬を用いることは
果たして有効なのでしょうか。

私のクライアントさんの中には鎮痛剤を多用しすぎて
薬が効きにくくなり、
吐くほどの痛みで救急にかけこみ、
「これ以上の薬はありません。」
と言われた方もいました。

一方で
自己判断でホルモン剤を減らした方で
ふらふらして起き上がれなくなった・・・汗
といった方も。

薬はいったん常用してしまうと
なかなかやめられない、
段階的に慎重に減薬する必要があるものもあります。


安易に薬に飛びつき
最初から薬ありき、になるのは避けたいものです。

日本は今、災害が起こらないとはいえない状況です。
薬が手放せないという状況であれば
日頃からセルフメンテナンスして
ひとつでも薬を減らしておくことが安心です。

そして昨今では薬の不足も耳にします。
西洋医学の得意分野と
その他食事管理や健康法で改善をはかることのできる分野と
うまくすみ分けできる世の中になって
必要な医療が必要な人に適切に届く状況になっていってほしい、
そう願っています。

ちなみにこれまでに
何人かのお医者さんから足もみの依頼をいただいたことも
あるのですが、
そのお医者さん達は、
ただのマッサージという観点ではなく
長年の故障のメンテナンスや不調改善を意識して
セルフケアの一環として関心を寄せてくださったようでした。

お医者さん側でも
慢性症状の改善を西洋医学以外で取り組むことに
理解を示してくださる方が増えて
互いに連携することが実現したらうれしいです。

さて次回からは具体的な症状別に
私が実践・体験したことを書いていこうと思います。
足もみ以外にも色々な取り組みをしていますので
お楽しみに。


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