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嘘も方便の世界はもうすぐ終わる。

今の世の中、人々は様々な嘘をつく。
嘘をつかずに生きて行ける人など居ない。

日本人に良くある『お世辞』。
これは相手を喜ばせる為につく嘘が多分に含まれている。
単に相手を褒めるのと、お世辞を言うのとは違いがある。

YesとNoをはっきり言わない日本人。
自分の気持は本当はYesなのに、或いはNoなのに、周囲との調和を重んじる為、自分の意見を一旦押し殺し、意見を保留する。
一旦は時間を確保し、どちらが調和を保つ方向の回答なのかを自分の中で考えたり、空気を読んだりする時間にあてる。
結果的に、自分の気持ちに嘘をつく。

同じ嘘をつくのでも、使い方には方向性がある。
自分の我を押し通す為につく嘘と、我を抑える為につく嘘。
相手を喜ばせる為、或いは傷付けない為につく嘘と、相手を貶める為につく嘘。
つまり、相手の為につく嘘なのか、自分の為につく嘘なのか、と言う方向性がある。
自分を守る為につく嘘、

日本人は、韓国人や朝鮮人に対して嘘つきだと言う。
私に言わせれば、日本人も十分に嘘つきである。
その嘘の付き方の方向性が違うだけである。
秩序を守る為の、調和を維持する為の嘘。
秩序や調和よりも、己の欲や我を優先する為の嘘。
日本人にも欲は有るし、我は有る。

しかし、農耕民族としての歴史の長い日本人は、我や欲を押し通そうとすると、結果的に己の取り分を失う。
己の欲や我を押し通すタイプの人種は、自然と淘汰されてゆく。
その様な歴史を積み重ねているが為、その様な価値観の人々が多く生き残っている。

韓国や朝鮮の場合は、中国の属国でいた歴史が長い。
その為、嘘を付いてでも従属し、隠れて我や欲を押し通す事をしないと、生きる糧を失う。
そして、スキを見て下剋上をすると言う事を常に狙わないと、生きて行けない。
そう言う歴史が長かった為、我や欲を押し通すタイプの人が多く生き残っているにすぎない。

歴史や文化の積み重ねの結果として今が在る。
ただそれだけの理由なのだか、国際化の流れの中、融合に手間取っている。
嘘も方便と言う言葉も有るが、現代人の本質部分は嘘つきなのだ。

しかし、そろそろ終わりにしないといけない時期に来ている様に思う。
嘘も方便。それは今までの世の中。
思考盗聴技術が、もうすぐ世に出てくる事になる。
つまり、超高性能な嘘発見器が登場するだろう。
嘘を使って調和を保つ事も、嘘を使って我を通す事も不可能になる。

今のうちに方針転換して、本音だらけの世界に向けて準備が必要になる。

例えば何かの嘘をついたとしよう。

その場限りの一瞬の嘘ならばともかく、隠し事や秘め事を作ってしまった場合、いつか必ずバレる時が来る。
バレた時には痛みを伴い、嘘が大きければ大きい程、長ければ長い程、その痛みも大きい。

では、痛みを最小限に留めるにはどうするか?
心の準備をし、覚悟を決め、自らのタイミングでバラす事。
それが一番、痛みが少ない。
それでもやっぱり、痛いけどね。

どうしても痛みが嫌な場合はどうするか?
隠し通して、墓場まで持って行け。
但し、隠す為に嘘の上塗りを続けた場合、バレた時の痛みも増す点には要注意。

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