Ⅱ.足利トリップ

今回の目的地は福島。

温泉にでも入ってゆっくりしたいなと。あと東北に来たことないからそろそろ行ってみよかなって気持ちもなくは無い。

今回は朝5:45に起きて6:15くらいの電車に乗った。通勤の時よりも一回り早い電車やからあんまり「これから旅行や！」感はなかった。

途中新橋で乗り換えたけど、そこら辺から人も増え始めて普段の通勤通りみたいになってもうた。

宇都宮行きの電車に乗ってんけど、埼玉ら辺まではそこそこ人おったけど栃木入ったあたりから明らかに人が減った。

そりゃそうか。埼玉から栃木にわざわざ通勤するとかあんまり無いんかな。栃木から埼玉やったらあり得そうやけど。

新橋から2時間弱電車に揺られて宇都宮に着いた。

そこからは大磯行き、新白河行き、福島行きに乗り、やっと福島駅に着いた。

着いたのは12:30。昼飯に円盤餃子食べようと思ってたけど結構人待ってたから諦めた。

なんか並んでまで食べたいわけでも無いんよな。

そのあとは福島駅周辺ぶらぶらして、結局駅中の中華屋に入った。

麻婆豆腐セットを頼んだ。

なんか，4段階中3段階目の辛さ選んでんけど、舌ヒリヒリして汗かくくらいには辛かったから思ったより満足できた。

その後は本屋で立ち読みをした。

そうこうしてるうちに3時になって、ホテル送迎バスがバス停に着いてた。

なんか予約しなあかんっぽいけどしてなくて…。
けど、好意で乗せてもらえた。ラッキー。

山に向かえば向かうほど雪の量が多くなっていく。
雪見露天風呂目当てやから積もってくれててほんまに良かった。

30分ほどバスに揺られようやく着いた。

いいホテルあるある気付いたけど、ちゃんと部屋まで案内してくれるの、ありますねー。

今までビジネスホテルとか安いとこしか泊まってこーへんかったから普通に驚くんよな。

そんなしてくれんでもええのにって。

部屋に入って気付いたけど今回はベランダがちゃんとある！

夜星見れるやんとか思いながらワクワクした。

その後はちょっとゆっくりして17:00くらいに露天風呂に行った。

露天風呂からは雪を被った山が見えて、まさに絶景ってカンジ。

風呂入ってる間は、とにかく家に帰ってYouTube見てしまう癖を無くすにはどうしたらいいか考えてた。

帰った後ほんまは本読んだり勉強したいのに、YouTubeに全て持ってかれるの悔しいからさ。

まだアニメ見るとかやったらマシやと思うねん。って言うのも自分が見たいと思って見てるやつやん？なんか勝手におすすめされて見てるもんでは無いからさ。

その点、YouTubeはGoogleから与えられた情報をそのまま飲み込むだけみたいな感じになってまうからあんま良く無いと感じてる。

まあ、結論としては、おすすめを表示させないようにするってのがでてんけど、そんな機能はYouTubeには無いみたい。

その後はまたゆっくりして晩飯に向かった。

晩飯会場の前に看板立ててあって「ooo号室　足利様」って書かれててなんか嬉しかった。

晩飯はザ・旅館の晩飯って感じで、普段絶対食べへんようなもんばっかやった。

たまの贅沢でこういう料理食べるのアリやわ。

普段肉ばっか食ってるから、こういう和風の料理が体に染みる。

てか気付いてんけどこのホテル若者が1人もおらんねんけど。

みんなおじちゃんおばちゃんというか。

まあ一泊2万くらいするから仕方ないんか。

なんと言うかうるさい若者がいないとなんか落ち着くわ。高いホテルに来るとこーゆーとこでいい恩恵を受けられるんよね。

んで、30分くらいかけて食べた後は部屋に戻った。

アニメ見たりしながらダラダラしてたら23：00くらいになってた。

楽しみにしてた天体観測をするか。と。

部屋を真っ暗にして椅子を外に出して、持ってきた大量のお菓子を広げ、イヤホンで音楽を流しながら星空を眺める。

iPhoneのゴミ画質の写真でもわかるくらい、満点の星空が広がってた。

この星の中には100光年先にある星もあるわけで。

赤っぽい赤色矮星とかはこの100年で無くなってしまってるかもしれへん。

なんかそんなことを考えてるとセンチメンタルな気分になる。

100光年先にある星が今存在してるとするのであれば、その光が届く頃には俺は死んでるんやなとか。

星空見てると、なんか宇宙の広大さと言うか、人間の矮小さが際立って、生きる意味を改めて考えさせられる。

そんな時に、AqoursのNext Sparklingが流れてきた。

なんか儚い気持ちになってたのもあって、Aqoursの終わりをもう一度見たくなった。

dアニメストアを開き、ラブライブサンシャインの映画の最終シーンのところを視聴した。

やっぱネクスパ良いわ。最後のアウトロで余韻に浸れる感じが。

まあネクスパの話は良くて、とりあえずその後も12時まで、気温0度を下回る中星を眺めてた。

流石に体が冷えてきたから、大浴場へ行くことに。

露天風呂に浸かって星空見ようと思ったけど、明るくて星が見えないという残念な事態に。

普通の大浴場も行ったけど、特に普通で特筆すべきこと無し。

そんな感じで何事も起きないまま寝た。