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"百行書きたい"秋亜綺羅

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この詩の世界で生きたいと思ったのに60年代というのは二度とおとずれない季節なのだと気がついたのは90年代に入ってからである。

「接吻のあとに“ゴヲゴヲ踊ろうか”とささやきたい こんどは誰の番か知りたい 東京へ行きたい 水平線で凍死したい これは盗作だと非難されたい」

破滅にも暴力にも国家にも詩情をなくした2000年代が1000年続く。

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