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『アンビルト』坂本沙季「私たちはいつまで経っても、地べたでジタバタしたい」

公演が終演して、約2週間が経ちました。
『アンビルト』関連のnoteは一旦、これで最後の更新となります。改めて、ご来場いただきありがとうございました。

明日寝的には大学の中で上演した『コントロールしなくていい』、旗揚げ公演『花は窓』を経て3作品目でした。
わたしはいつまで経っても、誰かのことを想って作品を作っています。だからこそ、観に来てくださるあなたに感謝しています。
創作ペースはゆるやかですが、私が続けたく、続けられる限りは続けみようとこの作品を終えてみて、思いました。

わたしたちはあんまり体育会系とかじゃない、
うん。無理や無茶はあんまりしたくないし、全力で挑みますとか、死ぬほど頑張るとかあんまり意識したくない。

でも、どこでだれとなにをしているときも、ずっと私であることには変わりない。
だから、作品を作っても作らなくても、全力でも少し力を抜いていても私の一つひとつが手を抜いている訳ではない、と思いたい。

今いる場所が変わっても、私だけは私の過去を覚えている。

私が物語、あるいは何かを綴るとき、読んできたものや誰かの言葉、何かの物語を無意識になぞっている。
それは作品になったとき、あなたのものになったり、わたしのものになったり、誰のものでもなくなるときもある。

丁寧に、綺麗に書いていてもほんとはわからないことだらけです!
だから、もう少し、ジタバタして、あー!わかんない!なんでだろ!なんでこんな感じなんだろ!って作りたいと思います。

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