旧暦、太陰太陽暦
旧暦のお正月は、
2023年1月22日日曜日、昨日でした。
お正月を22日も過ぎてから、またお正月だなんて、よくよく考えると時間も暦も、実にあいまいです。
気になって、旧暦について少し調べて見ました。
🌕現在の暦は、
言わずもがな太陽暦、グレゴリオ暦です。
これが使われるようになったのは…
1872年(明治5)の12月3日です。
それまでは「太陰太陽暦」が使われていました。
1872年12月3日に改暦が行われて、
1872年12月3日 →1873年1月1日
となったのです。
🌕では、その太陰太陽暦とは??
月と太陽を基準にして作った暦です。
この暦はもともと「太陰暦」を元に作られたものでした。
じゃあ
🌕太陰暦とは?
月の満ち欠けを基準にした暦です。
新月を1日とし、三日月を経て満月になるのが15日、そしてまた新月に戻ってくるとちょうど一ヶ月と考えていました。
しかし厳密にいうと月は約29.5日で地球の周りを一周します。でもこれだと中途半端な数字💦
そこで1ヶ月を
29日間の月「小の月」と
30日間の月「大の月」
という2パターン作ることにして、
「小の月」×6ヶ月+「大の月」×6ヶ月=1年
としたのです。
そうすると、一年は354日。
365日ないわけですから、季節はどんどんずれていってしまいます。
それでそれを補う方法として、出てきたのが
🌕太陰太陽暦!
本来、季節というのは太陽の動きで決まります。夏は太陽が高く、冬は低くなりますよね!
なので太陽の動きにも注目し、季節感のズレを合わせるために「閏月(うるうづき)」というのを使って調整しました。
2月の29日のように「1日」足すのではなく「1ヶ月」まるまる増やすのです。
32ヶ月から33ヶ月に一度「うるう月」を入れて1年を13ヶ月とすることで暦と季節のズレを補正しました。
日本ではこの「うるう月」を入れるために「二十四節気(にじゅうしせっき)」が用いられました。1年が13ヶ月になる年は、「1月、2月、3月、閏3月、4月……」などのように、閏◯月が追加されました。
🌕では、太陰太陽暦が日本で使われたのはいつからか?
飛鳥時代からです。
当時の太陰太陽暦は「元嘉暦(げんかれき)」と呼ばれ、中国から朝鮮半島の百済(くだら)を通じて6世紀頃に伝わりました。
この元嘉暦(げんかれき)から、江戸時代初期まで、数々のマイナーチェンジしつつも、全て太陰太陽暦を利用していたのです。
明治5年最後に使われていた太陰太陽暦は、「天保暦」です。
これが今でいう旧暦になるのですね。
なるほど〜、こうなってくると、ますます暦ってあいまい。
どの暦で過ごすのか、
自分で決めてしまっても良い気がしてきました😆🌈
わたしは、そうだな❣️
宇宙のエネルギーをよむマヤ暦で過ごそうかな😆
🌕マヤ暦では今日はどんな日?…
白い犬、黄色い星、銀河の音は3の日です!
そう聞くだけでも楽しくなってきます。
皆さんはどんな1日でしたか??
最後までお読みいただきありがとうございました!
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