2020-03-26 インプット

海馬 脳は疲れない」(読了)
最後の方のページはあまり面白いところはなかったなぁ。
印象的だったのは、著者の池谷さんは記憶するのがすごい苦手。
でも公式を丸暗記するのではなく公式を自分で導き出してテストを解いてた
というところ。
9x8も90から9を2回引いてってやってるらしい。
漢字テストもすごい苦手だった。

数学は得意だったけど問題を解くのは嫌いだった。
その問題を作るにあたって、間違えさせようとする作者の心の汚いところ
が見えて嫌だったみたい。
しかも、正解はすぐに頭に浮かぶのに書くのにすごく時間がかかるというところも。

知識を操る超読書術
大きく4つの章からなる。
1. 読書に関する3つの間違い
2. 読書の準備
3. 読書の仕方
4. アウトプットの仕方

1. 読書に関する間違い
・速読の嘘
速読は出来るとおもわないほうが良いし、出来ても内容が頭に入らない。
また、そもそも読もうと思った本の分野の基礎知識がないとそもそも早く読めない。

・多読の嘘
数を読むことより、より少ない本から多くの知識を得ることの方が大事。

・選書の嘘
役に立つ本を読まなければいけない、この本ははずれだった。
本来はそんなことはない。
まず、読み手の状況によって価値が変わる
ある時に読んだら、ある人が読んだら...となるのです。

また、使い方を変えるのも一つの手である。
役に立つ本はインプットとして使い、役に立たない本はアウトプットとして使う
役に立たない本は「ここ、自分だったらこうやって書くのに」の様に
いろんな知識を思い出しながら読むのが良い。

2. 読書の準備
効果的に読書をするための準備がある。
むしろ準備が一番大事と言っても過言ではないかもしれない。

・メンタルマップ
その本を読む理由や知りたいことを大きめな付箋に3つ書く。
それをその本の栞として使う。
仮に読むのに飽きた場合にそれを読み返すことによって
「あ、俺はこの本でこれを知りたかったんだ、頑張ろう」とやる気が復活したり
「この辺は自分が知りたいことと関係ないから読み飛ばそう」
と言う判断ができたりする。

・キュリオシティギャップ
人間は興味を持った物、好奇心をそそられるものを効率よく覚える
性質があります。これを利用するのがキュリオシティギャップ。
自分がその本の題材について知ってることを出来る限り書く。
そして、目次等を読みながら興味を持った知らないことを書いていく。
自分の知識と知らなかったことの差を意識することにより興味が湧き知識として定着しやすくなるのである。

・セルフテスト
本を途中で飽きて読めなくなってしまう。
いろんな理由があります。
大抵の場合、10個くらいある良くあるリストの組み合わせである。
それを一つ一つ解決していくことが大事である。

残りの2章はまた明日!

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