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2003年旅行記西安編

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#兵馬俑

吊るされた犬猫たち

2003年、南京留学に来て早々、中国の西安を訪れました。歴史の息吹を感じるこの街で、驚きと発見の連続の旅となりました。特に、兵馬俑へ向かう途中で出会った毛皮販売店の光景は忘れられません。 兵馬俑への道 西安駅からバスに揺られ、最寄りの停留所「兵馬俑バスターミナル」に到着すると、兵馬俑まではそこから500メートルほど。 皆が必ず通るその道は、格好のお土産販売場所。そこでまさかの「毛皮ロード」に遭遇しました。道沿いにずらりと並ぶ毛皮の露天販売店。その光景は一見して圧巻でした。

古代の遺産、兵馬俑へ

はじめに 2200年前、中国では秦の始皇帝が広大な領土を統一していました。その頃、日本は縄文時代。まだ文字もなく、古代の遺産がわずかに残るだけの時代です。そんな遥か昔の中国で、今も人々を驚かせる壮大な遺産が発掘されています。それが、秦の兵馬俑。 秦の始皇帝と日本の縄文時代 秦の始皇帝が統一した広大な領土。その一方で、日本はまだ縄文時代にあり、文字もなく、わずかな古代の遺産が残るのみでした。 兵馬俑の壮大なスケール 実際に目にすると、その圧倒的なスケールに想像力が