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2003年旅行記西安編

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過去の旅や思い出や経験を共有することで、同じ場所を訪れる人や過去の旅行に興味がある人に役立つことを願っています。
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#留学

吊るされた犬猫たち

2003年、南京留学に来て早々、中国の西安を訪れました。歴史の息吹を感じるこの街で、驚きと発見の連続の旅となりました。特に、兵馬俑へ向かう途中で出会った毛皮販売店の光景は忘れられません。 兵馬俑への道 西安駅からバスに揺られ、最寄りの停留所「兵馬俑バスターミナル」に到着すると、兵馬俑まではそこから500メートルほど。 皆が必ず通るその道は、格好のお土産販売場所。そこでまさかの「毛皮ロード」に遭遇しました。道沿いにずらりと並ぶ毛皮の露天販売店。その光景は一見して圧巻でした。

往復40時間の列車旅

南京から西安へ---18時間の列車旅 友人との賭け事がきっかけではじまった西安への旅行。 一緒に行くはずのメンバーは当日の昼過ぎまでのんびりしていたから半信半疑だったけど、昼食を食べたら怒涛の準備が始まり、2時間後には私たち皆南京火车站にいた。 南京から西安へ向かう列車は、夕方に出発して翌日の昼前に到着予定。 そう、それはあくまでも予定。 きっちり片道18時間になるわけもなく、結局後で計算したら往復40時間にもなる長距離旅だった。 私たちは韓国人二人、日本人二人の四人