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ボックスプロットの補足(クラシックな書き方との比較)

前回、ggplot を使ったボックスプロットの書き方を紹介しました。実は、ボックスプロットを書くだけなら、ggplot を使わない方がシンプルです。しかしながら、 ggplot であれば、値に応じて色を変更したり、他のプロットと重ねたり、複雑な処理に対応しやすいので、これから学習される方には、 ggplot をお勧めします。

クラシックな書き方: boxplot()

前回も使用したデータの例は下記のような input_data です。

> input_data
# A tibble: 100 × 2
   Sample1 Sample2
     <dbl>   <dbl>
 1    9.68    9.07
 2   10.1     9.50
 3    9.59   10.8
 4   12.0    10.1
 5   12.2     8.70
 6   10.8     9.77
 7    9.90    8.08
 8   11.1    11.7
 9   13.1    10.9
10   11.6     9.09
# … with 90 more rows
# ℹ Use `print(n = ...)` to see more rows

従来のボックスプロットを書くには、 boxplot() 関数を使用します。データの並びを変更する必要はありません。

boxplot(input_data)

下記のようなボックスプロットが表示されます。

box plot
クラシックなボックスプロット

ggplot2 で作成できるボックスプロットの例

ggplot2 を使って、ボックスプロットを作成する場合は、簡素なコードで色付けしたり、他の図と重ね合わせたりできます。詳細は改めて紹介します。

色付けしたボックスプロット


ボックスプロットに色付けした例

ドットプロットを重ねて表示

ボックスプロットにドットプロットを重ねた例


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