レシート買取アプリ「ONE」の戦略をまとめてみました!
みなさん、少し前に話題になったレシート買取アプリ「ONE」って覚えてますか?私は、そのビジネスモデル(戦略)の素晴らしさに思わず感動してしまいました。しかし、残念ながらあまりの反響に、レシート買取は即日一旦ストップとなってしまったことが、かえってこれがSNSでもバズる結果となりました。このアプリを提供しているワンファイナンシャル株式会社の社長(山内さん)が、なんと17歳ということも同時に話題になりました。
僕が思ったことは、山内社長はもしかしたら初めから「話題性」をネラッていたのではないかということです。アプリももちろん素晴らしいですし、「価値の非対称性」という考え方も感心しますが、このくらいセンスの良い人が1日でサービスを止めてしまうようなことをするのかな?と。また、自らがメディアにも度々登場し広告塔の役割をしっかり担っています。もし狙いが上記の通りならば、結果は成功だったと思います。
その証拠に、この「話題性」に食いついた企業が、次々とコラボしています。
今後どんなサービスを展開していくのか楽しみですね!
8/21追記
ONEのビジネスモデルがわかりました。ずばり「情報銀行」だそうです。私も特殊な商材をプロモーションしたい時に、その商材を欲するユーザー(見込み客)がどこにいるのか?どんなキーワードで何を探しているのか?が分からず苦労したことがあります。ONEが行っているのは、各企業と提携しキャンペーンを通じて写真やアンケート情報を収集しながら、会員メンバーのプロファイル情報をつくることです。このプロファイル情報は、独自性があり信憑性もある有益な情報だと思います。
8/29追記
2018/7後半に「ONE」と提携し保険証券の買取を行った保険CRMサービスのhokanが集めた保険証券を分析し、調査結果を発表しました。
正直、まだデータ数が少ないく、テスト的な要素が強い気がします。今後は資金力のある保険会社・保険代理店と組んで、もっと大掛かり且つ条件を絞った情報収集を行い、サービス・事業の開発を行っていくものと思われます。
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