はじめての北海道2日目〜旭川から富良野と美瑛と層雲峡温泉と初めてのセコマと網走(泊)
目次
0. 旭川駅前と北海道限定のヨーグルトの話
1. 富良野
2. 美瑛
3. 層雲峡温泉
4. 網走へ向かう道と初めてのセコマ
5. 2日目のまとめ
2日目はまず旭川から富良野へ行き、友人と合流して美瑛をドライブしつつ旭川を経由して層雲峡温泉へ行き、最後に網走に着きました。道内在住のが自宅から富良野までの距離を含めて400km以上も運転してくれて、私はひたすらに横で紅葉を楽しんでいました。
0. 旭川駅前と北海道限定のヨーグルトの話
昨夜は着いたのが夜遅かったので気づきませんでしたが、朝起きてから窓の外を見ると旭川駅はすぐ北側に川が流れていて紅葉が可愛いかった!!
ホテルの朝食はビュッフェでした。とことん北海道の名物料理や北海道産野菜、お米が使われていて楽しかったです。
部屋に戻ってからは、昨晩に閉店間際のイオンで探し出していた
北海道限定の四つ葉乳業の飲むヨーグルト
ぶどうといちじく!おしゃれな組み合わせ。いちじくの粒々とした食感、ぶどうの香りにいちじくのかすかな苦味もしっかり感じられて美味しかったです。関西でも発売してほしい〜〜!
旭川駅前。関西の11月末のような空気でした。
きのうの札幌でも思いましたが、北海道は駅や地下街にベンチがたくさん用意されてるのが優しい町ですね。旭川駅は特に木が随所に使われていて温かい雰囲気でした。
そして電車は最長10分待てば来ると思っている関西の人間にとっては最大の難関
富良野行きはこれを逃すと次は15時台でした…!!
無事に乗って富良野へ向かいました。風景は関西でいう河川の中流域(京都と大阪の府境)のような畑と緩やかな山に似ているのに、その地平線が果てしなく広く長く、関西なら電車に乗ってれば10分で過ぎ去る景色が1時間半も続いて時空感覚が空に吸い込まれる気がしました。「しかうち」という駅名を聞いて「鹿内」かなと思いきや駅名表示は「鹿討」獣害が酷い地域なのかと思ったり、聞いてるだけで楽しい旅でした。
1. 富良野
駅前に並ぶタクシーの上に雪だるまがいて可愛かった!
ここで友人と合流して、ちょっと小高い丘の上にあるジンギスカンレストランへ行きました。10月末で年内の営業は終わり冬季休業になるそうで、今日行けてよかったです。北海道らしい鍋で焼いたラム肉、雑穀入りご飯も美味しかったです。
友人は「白樺なんて当たり前にある」と言いましたが私にとっては白樺といえばヨーロッパの寒冷地帯に生える木、中世のロシアの人々が樹皮を紙として用いていた木なので当たり前のように生えているのは新鮮でした。
隣にあった大きな大きな六花亭のお店
六花亭といえば北海道物産展で仰々しく箱に入っている高級お菓子のイメージで、以前、北海道出身の研究者の方々から六花亭は子供がお小遣いで買いに行くお菓子と言われてもピンと来なかったのですがここで納得しました。
可愛くて間違いなく美味しいのに、値段が原価割れしてそうでした。これは通いたくなります。毎晩でも食べたい。
気持ちの良い空間でした。
六花亭グッズを友人へのお土産に購入
2. 美瑛
美瑛に向かう途中で、友人が気を利かせて直線道路をたくさん通ってくれました。こんなに見晴らしのきく直線道路は本州にはないでしょう。
ここから「青い池」を目指していったのですが、昨日に引き続き私が信頼と実績の雨女ぶりを発揮して駐車場に着いたところで土砂降りと強風、気温は4度で断念して隣の道の駅へ行きました。
中にいたキャラクター。
寒くなかったら食べたかった青いソフトクリーム
ここから何箇所か道の駅を経由して旭川へ戻りました。詳しいことは友人に丸投げしていたのですが、網走へ向かうには旭川を経由するようでした。
ずっと見たかった雪国の縦型の信号機!
エゾシカ注意のチラシ!
ここから旭川に戻り、道の駅で「あさっぴー」に遭遇。腕から垂れてるのはラーメンだそうです。
駅を越えたところで虹が見えました。
友人いわく「旭川を象徴する橋」旭川橋も渡りました。石狩川なのでクマがいるかと探しましたが今日はいませんでした。
ここから層雲峡へ向かう途中で明らかにアイヌ由来の地名を見かけて嬉しかったです。「比布町」ぴっぷ町。
途中の地平線がとにかく広くて、紅葉が真っ盛りできれいでした。
ここから何箇所も曲がったりしながら高速に乗ったのは覚えているのですが途中で寝てしまい、気づいたらすごく山の中にいて温泉が近づいてました。まだ日没ぎりぎり、4時過ぎでした。
3.層雲峡温泉
紅葉が見頃と聞いていた層雲峡温泉!
この秋の枯葉が舞う坂道のそばに露天風呂がありました。すごく寒かったです!がとっても気持ちよかったです。全体で3箇所のお湯があり、全てを回ると入浴剤のサンプルをもらえました。
そしてフロントにいたクマ
ハロウィンのかぼちゃに制圧されたクマ。
このホテルを出た直後にエゾシカが道路脇を駆けて行きました。本当にいるんですね…!?
4. 網走へ向かう道と初めてのセコマ
層雲峡温泉を出たときは17時でしたがすでに真っ暗で、そこから何度か山を越えました。本当に真っ暗!友人がライトを調節したりするのを見つつ、目の前をタヌキかキツネが横切ったりするのを眺めつつ、街灯もない道でひたすら道路の両側に道の端を示す矢印が点滅するのを見ていました。かなりの難関らしい石北峠も越しました。
このあたりで、友人がこれは雪のような?というのでレーダーで調べたら本当に雪でした!画像のピンクが雪を示します。10月に雪!!北海道らしい経験でした。
留辺蘂で初めてのセコマに上陸
大学に誘致したい値段とボリュームでした!
これは関西に帰ってから食べる用のカップラーメン
かなり空腹になっていたので、昼に富良野の六花亭で友人が買ってくれていた六花亭のシュークリームを車内で食べました。美味しかった〜!これも本州ではまず食べれないものです。
そしてなんとか網走へ到着。
夕食はセコマの栗の茶碗蒸しとザンギの焼きそばにしました。美味しい。
5. 2日目のまとめ
今日は友人がものすごく、ものすごく運転してくれました。自宅から含めると400kmを優に越えたそうで、京都を起点にして計算すると横浜までの距離になるようでした。
これだけの距離が道内に収まる広大さに驚き、そして、山が丘陵に感じられるほど広い畑と紅葉した森、目まぐるしく変わる天気10月とは思えない低温、エゾシカ、温泉を、道内出身・在住の友人の北海道の交通事情の解説を聞きながら巡れて今日もとても充実していました。
私は気温だけなら寒いのは大歓迎ですが、時間が吸い取られて運転必須で、すぐに暗くなる土地、人家と人家の間が恐ろしく離れた土地なのを実感して移住は躊躇ってしまいました。「試される大地」の意味が少しだけ、わかった気もします。明日も人生初!のことがたくさんあります。ではまた明日!
自身でもバイトはしておりますが、外国語文献の取り寄せなどに費用がかかり生活は楽ではありません。もしよろしければご支援いただければありがたく存じます。