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体験したこと、感じていること、考えていること

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日々感じていること、考えていること
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記事一覧

反省は、自分のなかからしか出てこない

テレビで謝罪会見を見て、心が冷えていくように感じるのは何故だろうか。 GoToトラベルで遊び…

そう、私は、「繊細さん」

「繊細さん」という言葉に、胸がざわつく。 この言葉のどこかに、小馬鹿にしたような響きを感…

怖いことが、当たり前。

私はレイプが怖かったから、海外留学しなかった。 私は痴漢が怖かったから、スカートを履かな…

タイトルだけ見て連れ帰った本。今回は大当たりだった

本のタイトルを見て、グッとくるものがあって、中身を見ずに家に連れて帰ることがある。 家に…

スポーツと応援と愛

オリンピックやワールドカップの、国対抗のあの雰囲気に違和感を覚えたのは、小学生のときだっ…

怒りを大切に抱えて、その先へ

怒り、としか表現しようのない感情がある。これは悲しみでも、憐憫でもない。 それは、誰かが…

「ふつうの」という言葉は、もう使わない

私はちょっと変わった学校の学生で、そのことを良いこととも悪いこととも思っていないのだけれども、つい、「『ふつうの』学生です」とか、「ふつうです、ふつうです」なんて言ってしまうことがある。 私はちょっと変わった家庭環境で育って、そのことを良いこととも悪いこととも思っていないのだけれども、つい、「『ふつうの』家族です」とか、「いや、思ったよりふつうだと思いますよ」なんて言ってしまうことがある。 私はセクシュアル「マイノリティ」と分類されるセクシュアリティで、そのことを良いこと

「私は関係ない」なんてこと、この世にはたぶん無い

例えば、ジェンダーの話や人種問題について話して、「私は関係ない」と冷ややかに返されること…

ツルツルじゃなきゃ、ダメですか?

「彼氏」と呼べる人ができたとき、真っ先に「永久脱毛しなきゃ」と思った。 足の毛と脇の毛と…

私が大人になって失ったもの、取り戻したいもの

親しい人、見知らぬ人、私が生きるずーっと前に亡くなっている人、私が生きたずーっと後に生ま…

私はいくらで売れるだろうか?という考えが元凶

*この記事は性的な記述を含みます。苦手な方はご注意を 中学生になって、セーラー服に袖を通…

それを勇気と言わないで

この社会には、発した人の意識せぬままに「いい/悪い」の価値判断を含んだ言葉と、「常識」の…

大丈夫、なぜなら今日は残りの人生で一番最初の日だから。

15歳のとき。ある発表会のような場で、目の前にいる大人たちに向かって私は言い放った。 「私…

文字に溺れた私と、目の見えないあの子。身体を愛せるようになった一つのきっかけ

「やっぱり健康が第一だよね」 そう言われる度、ひっそりと傷ついていた。私は身体が強くはない。 早寝早起き朝ごはん。睡眠もしっかりとって、栄養のあるものをバランスよく食べていても、崩れてしまう体調。学校を休むたびにかけられる「体調管理しっかりね」という言葉に、夜中までゲームしていても皆勤賞の友人に、どのように接すればいいのか分からなかった。 先天的な要素で全てが決まるわけじゃない。小さい頃からの身体づくりで補える部分もあったのかもしれない。あの頃の私に会えたら、一緒に運動