朝ドラ『ブギウギ』の喜劇王タナケン(棚橋健二)はモデルがエノケン(榎本健一)だけど、明らかに違うところがある理由が分かった
今回のテーマは「明らかにモデルが存在するのに、役名は仮名なのか?」という問題である。
この冬まで放映している朝の連続テレビ小説『ブギウギ』は、笠置シヅ子(1914~1985)の生涯を元にしたフィクションである。
史実の笠置シヅ子とドラマでの福来スズ子(趣里)描写の違いについては他でさんざん語られているので、省略する。
ドラマでは放送の制限時間や予算の都合もあり、詳細な史実を再現するのは不可能である。
一例として 今週から登場した東京の喜劇王棚橋健二(生瀬勝久)と
モデルとなった榎本健一(1904~1970)との違いに絞って、みていこう。
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