実話ベースなのにシュール?池松壮亮主演『白鍵と黒鍵の間に』
今回のコラムのテーマは映画『白鍵と黒鍵の間に』 である。
今回取り上げるのは筆者が10月6日に公開された映画を観に行ったからだ。
筆者は時々面白そうな邦画を観るために邦画専門館の新宿テアトルに鑑賞しに出かける。
今年は2月に鈴木亮平主演の『エゴイスト』、5月に黒木華の『せかいのおきく』、6月に伊藤沙莉の『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』を観に行った映画館だ。
予告編で掛かっていた映画が今回観に行った『白鍵と黒鍵の間に』だ。
原作は南博(1960年5月15日生れ)の『白鍵と黒鍵の間に-ジャズピアニスト・エレジー銀座編-』と言うエッセイである。
映画本編の舞台は1988年の東京銀座で、ある一夜を描いているのだが、面白い構造の作りになっているので、ネタバレ気味で紹介しよう。
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