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精神科病棟への入院

10年ほど前に精神科の開放病棟へ入院しました。

この記事は精神科病棟ってどんなものかという興味だけでも構わないので、読んでいただけるとありがたいです。

私が精神科病棟へ入院した時は転職した会社へ勤めていた最中でした。

新卒で入った会社も転職先も、何故か九月過ぎくらいから具合が悪くなりやすみがちになってしまい、さすがにおかしいなと思い入院を精神科の先生へ頼んだのがきっかけです。

まず入院する前に、病院へ見学に行きました。

そこは基本3ヶ月で退院させるのが方針で、病棟は綺麗なフローリングが敷いてあり、部屋も4人部屋は互いに向かい合わないような配置。

ここに決めた!と思い空きを待ちました。

入る際に荷物チェックを受けます、多分他の人の体験談からもわかるようにコードや刃物の有無を調べる為です。

そのあと病室へ案内されたら、同じ病室の子が自己紹介をしてきて、よろしくね!となかなか仲良しな感じの入院生活でした。

私は当時タバコを吸っていた為、基本喫煙所に居ましたが喫煙者は精神病患者多いです。

1番簡単にストレスが発散できるからでしょうね、リストカットを防ぐために吸ってる方も居ます。

あとは数名問題児が居ました、数名なんです、入院患者は精神の薬を飲んでいますが割とマトモです。むしろこんなにいい人間だからこそ社会に出て活躍すべきなのではないかと思うくらいです。

1日のスケジュールも書きますね。

朝7時くらいから朝食ですが、みんなが席に座った際にいわゆるバイタルを測られます。

脈と体温測定です。

食事が終わったあと軽く朝会があり、なんか今日の作業療法の予定などが言われますが、まあ、あまりマトモに聞いていませんでした。

とにかく暇です、ひたすら仲間と喋ったり、作業療法へ通うくらいです。強いて言えば洗濯を自分でしないといけないので洗濯はしていました。

あとは売店でお菓子を買って仲間と食べたりと自由です。

昼は昼飯、夜は夕飯、と普通な流れですが、服薬は看護師さんに全て管理されています。

食後に〇〇さん、薬です、と薬を渡されてその場で飲むような流れです。

夜は一応消灯時間が決まってますが、みんな眠れないので追加の眠剤を暗い廊下を歩いて貰いに行ったりしてます。

ここからが濃ゆい話ですが、性格的には優しくても根本には何かしら皆歯車が少しだけ外れてしまい精神科へ行くようになったんだなと思います。

隣に閉鎖病棟があり、たまに暴れる方が居てびっくりしました。

あとこれは病院側がきちんと説明しなかった事情ですが、3ヶ月以内に退院させる方針であるだけで、3ヶ月を過ぎたら古い病棟へ移動になります。そこは長期入院患者が多く、どうしたらこうなるんだろう?みたいな人も沢山いました。

と、色々書きましたが質問等がありましたら、コメントへ書き込んでいただきたいです。折角購入いただいたのはアフターフォロー面も込みなので。

ここまで読んでくださりありがとうございました。



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