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【おもちの福祉講座4】就労継続支援A型・B型

はじめに

こんばんは。精神保健福祉士のおもちです。

今日は、就労継続支援について説明します。

就労継続支援

就労継続支援とは?

就労継続支援とは、文字のとおり、就労を継続するための支援です。

事業所は、生産活動などを提供するほか、就労に必要な知識や能力の向上のために必要な訓練を行います。

A型とB型の違いは?

A型は雇用契約を結んで働きます。つまり、最低賃金は給料としてもらいながら訓練を受けられるということです。

B型は雇用契約を結ばずに働きます。お給料の代わりに「工賃」というものをもらうことができます。
工賃は平均的に150~300円/時間 という事業所が多いようです。

就労継続支援は何をしているの?

事業所によってさまざまな生産活動をしています。
PCを用いた仕事をしている事業所もあれば、農作業をしている事業所、雑貨を作っている事業所、軽作業をしている事業所等、ここでは例を挙げられないくらい、たくさんあります。

事業所によって特徴的な仕事をしているところもあるので、それぞれの地域でどのような仕事をしているのか、調べてみるのも良いかもしれませんね。

誰が利用できるの?

利用対象者についてはA型とB型で異なります。

A型
・サービス利用開始時に65歳未満である人
以下の①~③のいずれかに該当すること
①就労移行支援で一般就労につながらなかった人
②特別支援学校を卒業して雇用につながらなかった人
③就労経験のある人

B型
・就労の機会を通じて、生産活動にかかわる知識や能力の維持、向上が期待される人
以下の①~④のいずれかに該当すること
①就労経験のある人で、年齢や体力の面で一般就労が困難となった人
②就労移行支援を利用し、B型の利用が適当と判断された人
③50歳以上、または障害基礎年金1級の人
④入所施設利用者で、市町村が認めた人

という、細かな利用対象者の決まりがあります。


どうしたら利用できるの?

今までも説明しているように、相談支援事業所に相談してみましょう。
それぞれに合った事業所を探して、見学や体験につないでくれます。
サービス利用の申請も一緒に行ってくれます。

近くの相談支援事業所を知りたい人は、市町村の障害福祉担当の窓口に問い合わせてみましょう。

おわりに

本日は就労継続支援について説明しました。
少し内容が浅いな、と思っています。
これは、サービスの提供方法が多様になっていることが、全般を説明するしづらさにつながっています。
選ぶほど事業所がある地域もあります。
気になったら、相談支援事業所に相談するようにしましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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