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エイスクールストーリーVol.2 「お家でも機構づくり!探究は終わらない。」

<エイスクールストーリーとは?>
エイスクールストーリーとは、探究型学習塾エイスクールの中で生まれた様々な物語・ドラマをご紹介していくシリーズのことです!
お子さんだけでなく、お子さんの探究を伴走するメンターや講師、そのほかスタッフの日常も配信していきます😆

2021年の6-7月はエイスクールの中でも大人気コンテンツである「メカエンジニア」でした😆

前半はたくさんの機構を観察したり、動かしてみたり、分解したり、実際に作ってみたりと色々なインプットをします。そして、後半からはオリジナルの機構をガシガシと作っていきます✨

工作好きにはたまらない、工作好きでなくとも、気づいたら時計がぐるっと回ってしまうような熱中できるコンテンツです🙌

なりきりラボ_03_メカエンジニア

Kくんは2021年6-7月のメカエンジニアで、自動販売機に使われる「スターホイール」という機構を作ろうと奮闘していました。

自動販売機の飲み物がきちんと一つずつ落とされる仕組みは、このスターホイールによって成り立つものなんです。
Kくんは「俺は自動販売機を作るんだ!!」と意気込み、オリジナル機構づくりに熱中しました!

自動販売機を完成させようと手を動かしていくうちに、さまざまな問題が浮かび上がってきました。

「あれ?そもそもそのスターホイールを電気を使わずに回すならどうしたらいい?」

「飲み物が運ばれる仕組みをどう作る?」などなど….

実際に手を動かすことで機構に隠された様々な問題にぶつかっていきます。
それらの問題を乗り越えるべく

「これを作れば問題解決じゃないか?」

「とりあえずこれで一旦動かしてみよう!!」

とにかく手を動かして仮説・検証・分析・改善の繰り返し。
エンジニアで共通している大切なポイントは、とにかくチャレンジ、手を動かしていくうちにぐるぐると探究のサイクルを回していくという姿勢です。

Kくんもぐるぐるとたくさん仮説を立てて、検証しては改善をして、繰り返していきました。

しかし、残念ながら授業の時間は無限ではないのです。
メカエンジニアの終了の際には、その自動販売機は完成とまではいきませんでした。けれど、かなり大枠は完成しており、自動販売機としての役目を果たす機構を作ることができました!

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完成とまではいかなくても、とっても素敵な自動販売機ができて、たくさん没頭して作った経験が貴重な宝物になりました。
たくさん悩んで全力でやったものは、きっと思い出になるものです。

夏休みを終えたあと

それから夏休みを挟んだ後、お母様からあるお話を聞きました。

「Kくんは夏休みの自由研究でまたダンボールを使ってオリジナルの機構づくりに熱中していたんですよ。」

私達にとってはすごく嬉しいお話です。
だって、授業で探究を終わらせないで、自分で探究をしていたんだから!
それは探究するという生き方、そのもの!

「そうだったのか!!すごくいいじゃないか!!!」

夏休みと言えば、私もやりました。自由研究です。
まさに自由研究は自由!どんなテーマでもいいのです!

Kくんは、自由研究にダンボールを使って機構づくりに没頭していたのだと….!!
お家でもメカエンジニアをやっていたのか!!
嬉しくなりました。

その後、夏休みが終わって、たくさん夏休みでの探究のお話を聞きました😌

エイスクールの学びは授業の中だけではありません。
是非教室で学んだことをお土産として持ち帰って欲しいのです!
教室で疑問に思ったこと、終わらなかったこと、楽しかったこと、面白い
!と思ったこと、それだけじゃなく、悔しかったこと、モヤモヤしたことも持ち帰って是非家でも探究をしてもらえたらと思うのです。

授業には終了時間はありますが、探究という活動にきっと終了はありません。掘り下げれば掘り下げるほど問いが生まれて、さらに深くまで探究できるものです。そんな探究するという生き方を、これから人生を歩んでいく上で、大切に育んでいってほしいなと思っています。

そして、エイスクールではそんな探究できる学びをこれからも届けていきたいなと思っています😌

K君、ナイス探究だ!!

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編集者:エイスクール講師 長谷川 解(さとる)
トレードマークの黒服とは裏腹に(?)、包容力と優しさに溢れた授業運営を行う。大学在学中よりエイスクールを始めとする数々の教育現場に従事しながら、「子どもたちのそばでどう在るべきか?」を探究。子どもの思考力を養う哲学対話の実践と研究に努め、全国各地の小学校で哲学対話の授業を行う。ボディメイクと哲学をこよなく愛し、最近では音楽に目覚める多趣味な一面を持つ。講師業務のかたわら、社内外で動画制作やSNSマーケティングの領域でも活躍するマルチプレイヤー。

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