想像するだけで世界は作られていく①

なぜこう感じるのか

なぜそこまで思えるのか

と聞かれた。

初めはただ理想の世界になって欲しくて

虐待のない世界になって欲しくて

戦のない世界になって欲しくて

奪い合いのない世界になって欲しくて

切に願った

当時私は産後ノイローゼだった。

慣れない土地でワンオペ育児だった。

夫とはタイミングが合わず、顔を合わせるのは生まれて間もない息子だけだった。

目に移るのは

悲しく辛いニュースばかりで

苦しくて、

苦しくて、

授乳しながら、息子を抱きかかえながら

泣いていた。

助けを求められる人はおらず

孤独しかなかった

そして願った

困っている人が

隣人に助けを求め、

救われる世でありますように

すると風が吹き、

私に必要な情報が舞い込んでくるようになった

私はいろんな方から「意識を向けたものが大きくなる」ということを学んだ

散歩しながら幸せであることに目を向けるようになった

息子の肌をさわり、喜びをかみしめた

夫の寝顔を見て安心した

当時はどん底でどっぷり闇の中に浸かっていたので、

怖い想像や望まない想像をしてしまったら、

面白い想像に切り替えるという作業をひたすらした。

そんなある日、散歩中に近所のおじさんから摘んできたお花をもらった。

お花が大好きなのに、近所にお花屋さんもなく、たまにしか買えなかったので

とてもうれしかった。

散歩中にすれ違ったおばあちゃんから

「かわいい赤ちゃんね、大変だと思うけど、笑顔でね♪」

と美しい言葉をもらった。

私はパラレルワールドや

自分の意識で世界が出来上がっていくことを信じるようになった

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どん底で手に入れたのは

私が理想とする世界への希望だった