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【ジョジョの奇妙な冒険】

世界中の人が聞いたことあるこのアニメ。
絵が好きじゃなーいなんてって観てなかったんだけど(バカ)
今じゃ世界で一番好きなアニメです(単純)

ジョジョと呼ばれる主人公たちが物語を引き継いでいく
主人公はひとりじゃない、ジョースター家の血筋で引き継がれていく

一部はジョナサン・ジョースター
二部はジョセフ・ジョースター
三部は空条承太郎
四部は東方仗助
五部はジョルノ・ジョバーナ
六部は空条徐倫

音楽も絵も色彩もキャラクターも全部全部最高なんだけど
そこにある正義の意志や人間讃歌が最高なの。
多分それは荒木先生のずっと持っている気持ちなんだと思うんだけど

一部ずつ舞台は違うし戦う相手も変わっていく中で
絶対的に普遍なものがあって
これは何度も見直すうちに気がついたんだけど

ただの勧善懲悪じゃなく、そこにある正義への意志
運命・正義・覚悟・希望
どの主人公や登場人物もこの言葉をよく言う。

自分がどうありたいか、それを主人公たちはちゃんと持ってて
無理そう、難しそうって時、心が折れそうな時も
自分を奮い立たせてなりたい自分になれるように自分を奮い立たせる。

三部の承太郎は言う
「この旅は無理なことばかりしてきた旅だった
無理だとか無駄だとか言った言葉は聞き飽きたし
俺たちには関係ねえ」
今までの旅でどれだけの覚悟を持って進んできたかがわかるよね、、
承太郎ぅぅぅ😭

最強の敵であるDIOは
「方法や過程なぞどうでも良いのだァァ!」
と最終決戦の時に言うんだけど

対してジョセフは
「この旅行は実に楽しかったなぁ、
全く本当に楽しかった50日間じゃったよ」
と死に際に言ってくの。(本当に死ぬかどうかは置いといて)

このふたりのセリフはやっぱり対極で
DIOは時間を止める能力を持ってるし、その上過程や方法はどうでもよくて
最後に勝利して支配することが目的で
ジョセフは旅行と言ってるけど旅行の中で仲間をなくしてたり
様々な困難があって、今もなおDIOにやられかけてるって言うのに
このセリフが出て来る。
ここまでくる過程を大切にしてきたジョセフだからこその
この一言だったんじゃないかなーと。

その想いはどのキャラにも共通してあって、
五部ではほぼ主人公のブチャラティがアバッキオにいうの
「大切なのは結果ではなくそこに至る道筋だ、過去に縛られたまま死ぬな」

なんでそんなに過程や方法を大事にしているか?っていうと
やっぱり人間だからなんじゃないかなあ。
それと合わせてどのキャラクターも覚悟をもっている。
過程や方法を大事にするのはそこに至る覚悟があったからなんだよな。

「信念さえあれば人間に不可能はない!
人間は成長するのだ! してみせる!」
と最後にジョナサンの言葉を添えて!

不老不死じゃなくたって時を止めるチート能力を持ってなくたって
正義という信念があり、それをやり切る覚悟があれば
人間に不可能はないッ!と荒木先生が教えてくれました。

観たことない人ぜひぜひ観てほしいなあ。


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