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涙に寄り添う

2ヶ月に1回開催のグリーフケアcafe

1月21日に31回目のグリーフケアcafeゆいを開きました。
ニュースレター番号を書いていてい、そういえばグリーフケアcafeは何回目になるのだろうと数えたら31回でした。

今回は新規の方が2名の予定でしたが、お一人は仕事となり新規1名を含む4名とスタッフ3名で集いました。

最初に私の方から今回の地震による喪失感のお話をし、
そこから生まれる心の状態をお伝えしました。

災害はいろんな喪失の重なりで哀しみが深くなる
また、周りの状況を見て悲しさに蓋をすることも多くなる
まずは自分の気持ちを大切に。
比較しないで我慢しないでとお話しました。

そして参加者の方々の今のお気持ちをお聞きしながら
臨機応変に哀しみでおきる症状をお伝えしたりします。

分かち合い会で良いところは、哀しみに戸惑っている人
哀しみの戸惑いが薄くなっている人など、状態の違いがあることです。
今、戸惑っている人はこの状態が終わることはないと感じていたり
いつまで続くのかと思ったりしている。
その道を通った人をみることで、変化があるんだと感じられる。
反対の立場でデメリットになったこともありますが。。。

今回は、1年半くらい通われた方が、もうここには来ないと思うのでと挨拶も兼ねて参加されました。

その方の哀しみの流れが、他の人には支えになったかもしれません。
私たちもその方から、人の可能性と力を教えてもらいました。
卒業式ですねと言われたのが印象的でした。

その方はグリーフになった時に、いろんな本を読んだそうです。
そして支えてくれる本に出合った。
その本をこれから来る人にと置いていかれました。

終わってから参加者と参加者がお話をしたり、その後の約束をされたりしていました。

この場に来て、いろんなことに気づかれて
また日常の生活に戻っていくための踏み込み台

そんな場を作るだけでいいんだと毎回思います。

次回は3月10日(日)と決まりました。
必要な方に届きますように!



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