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My successive cars〜Leopard~

学生時代は、軽自動車(と言っても今の軽自動車とは雲泥の差で拙い車だった)とボローレルと呼んでいたボロいローレルに乗っていたことは、前回までで記した。

大学を卒業して、きちんとした新車を購入した。

と言っても、これまた親に買ってもらったのだが。

きっとみなさんは思っているだろう。

「どこまでスネをかじってるの?」と。

僕の大学は歯科大学。

卒業はしても国家試験に受からなければ屁の突っ張りにもならない。

国家試験前に親が出した条件、それは・・・。

「国家試験に一発で合格したら好きな車を買ってやる」

だった。

今から思うと本当に甘えている。

しかし、親も必死だったのだと思う。

6年間注ぎ込んできたお金が無駄になるか?活かされるか?

実際に、何年も国家試験に合格出来ずに浪人を続ける方も存在する。

それを思うと親の切なる願いだったのだろう。

めでたく国家試験に合額した僕は安めの外車をお願いした。

しかし、親の返事は「NO!」だった。

当時は田舎に住んでいたので、左ハンドルなんか乗っていたら近所から何言われることやら、というのが答え。

よって、僕の思っていた外車よりも、トヨタのソアラに対抗していた高級な日産の国産車に変貌を遂げた。

ま、若い僕としては「ラッキー♪」と思っていたのだが。

しかし、凄く気に入っていた車だった。


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