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目指せ!ごはんソムリエ資格認定試験合格 / にほんしゅ・あさやん

英検5級を受験した時に、会場案内のスタッフを務めていたアルバイトの学生さんに保護者やと間違えられて試験が行われる教室内に入ろうとしたら止められました。
そりゃそうです。小学校低学年くらいの子供が親御さんと手を繋ぎながら受けに来て、試験が行われる教室の手前で「じゃあ、頑張ってね」「うん!バイバーイ」と手を振る中、どうみても単体のおっさんが教室に入ろうとしたらそりゃー不審者やと思われます。
たぶん、声をかけてこられた学生スタッフさんもだいぶ勇気を出して止めてくれたんやと思います。ごめんよ、あの時の学生スタッフさん。

でも、今年も英検は受けます。
今年は4級。毎年、一個ずつ級を上げていくのが目標で、英検2級に合格する事が最大の目標。
この目標を立てたのが3年前の正月明け。
映画「こんな夜更けにバナナかよ」を観た後に、気持ちが昂り、Instagramにこんな投稿してました。

今年で僕は、36歳になります。
Instagramの投稿で自分に大きな目標を立てておいて、動き出したのが35歳。
情けないったらありゃしない。

ただ、この時の自分の気持ちに嘘はないので去年に向き合えただけでも良しとします。
自分に甘い分、絶対にやり遂げます。

その前に、今猛勉強してるのが「ごはんソムリエ」資格認定試験に向けた"お米"の勉強。

日本酒のソムリエと呼称される「唎酒師(ききさけし)」の資格を取得したのは、大越酒店で酒修行に励んでいる真っ只中のとき。
酒修行中の事についてはまた詳しく記させてもらいますが、高校を卒業してすぐにお笑いの世界に飛び込み、社会経験もなく27歳まで実家でぬくぬくと育ってきた僕のあまったれ根性を抜本的に叩き直してくれたのが我が師匠大越智華子で、唎酒師の資格を取得できた時に「唎酒師はゴールじゃなくてこれからだからね。しっかり覚悟を持って頑張りなよ」と檄を飛ばしてくれました。
きっと、唎酒師を取得して安堵した気持ちが顔に出まくってたんでしょうね。

しっかり師匠の言う通りの展開となり、日本酒の事について問われる機会が多くなっていき、答えれない事があると申し訳なさと悔しい気持ちも芽生え始め、それと同時に勉強して課題を克服できた時の喜びも覚える事ができ、勉強していけばしていくほどに日本酒の原料であるお米の事も知りたくなっていき"ごはんソムリエ"の資格認定試験にも挑戦する運びとなりました。

話がかなり遡りますが、高校受験当日の朝に寝坊をしてしまって急いで家を出なくちゃいけない事となり、上履きを入れる為の袋として慌てて手に取った袋が米袋でした。
無事にその高校に入学でき、同級生となった他校からの友達につけられたアダ名は「コメ」。

試験開始直前、緊張感漂う教室に慌ててやってきて、米袋から上履きを取り出す同い年の中学生は衝撃的やったらしく、第一声目で「コメ受かってるやん!!」と声をかけられました。
知らない所でコメというあだ名をつけられて、あいつはなんだったんだと噂され、絶対に落ちてると大爆笑されてたらしいです。

あの高校受験から20年。
まさか"お米"の資格を取得するための試験に挑戦する人生を歩むとは夢にも思ってませんでしたが、今回ばかりは米袋に上履きを入れて持っていくのが合格への第一歩の様にも思えます。

生憎ですが、サポートして下さった方のお気持ちは全て酒代へと変わります。そして全てこちらのnoteに文字として吐かせて頂きます!(二日酔いが長引く場合は更新が遅れます事ご了承ください)