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真っ青だった同期を、デザインで笑顔にした話。

この記事は「株式会社エイチームフィナジーのAdvent Calendar 2020」11 日目の記事になります。
20 卒デザイナーのtomotoが担当いたします!
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はじめに

はじめまして、tomoto(@asawa_yowaiyo)です。

この記事は、同期の「友人の結婚式の余興でつくったサービス」のデザインができるまでをまとめています。

・サービスのデザインができるまでを知りたいな
・デザイナーの頭の中ってどうなってるの?
・青ざめた同期を笑顔にしたいな

と思っている方におすすめです!

最後までお付き合いいただけると幸いです。

きっかけ

入社して数ヶ月が立ったある日の事、同期のエンジニア@tommy1038が青ざめた顔でこう言いました…

tommy1038「結婚式の余興のデザインできる…?1週間ちょっとで…」

tomoto「何それ、楽しそう!」

そんなこんなで「LINE Bot と Web サイトを組み合わせた、式の参列者で作る、オリジナルフォトアルバム」のデザインを制作することになりました。

つくったものと、できるまで

今回は技術面はエンジニアの@tommy1038、Webデザインは同期のデザイナーRYOMA(@aoiao1o23)が担当しております。

技術については@tommy1038がQiitaで紹介しているので、合わせて読んでみてください!

サービス概要

わたしたちが制作したサービスは、LINE Bot と Web サイトを組み合わせた、式の参列者で作る、オリジナルフォトアルバム「white bouquet」というサービスです。

サービスの流れとしては

1.LINE Bot に、参列者が結婚式で撮影した写真を送信する。

スクリーンショット 2020-12-08 22.47.19

2.アップロードとともに、気まぐれな鳥たちが写真の笑顔度を判定 🐥

スクリーンショット 2020-12-08 22.47.19 2

3.特設サイトにアクセスすると、いろんな人が LINE Bot にあげてくれた写真を見ることができる。

スクリーンショット 2020-12-08 22.47.36

という流れです。

1.思いを伝える「サービス名とコンセプト」

ZOOMでディスカッションしながら、みんなで決めました。

初めから「サービス名とコンセプトを作ろう!」と考えると思い浮かばないので、どんなサービスにしたい?どんな雰囲気になったらいいかな?などヒアリングをしつつ、イメージを膨らませ、その後落とし込んできます。

「みんなが楽しめる」サービスという話や、「ちょっと可愛いけど綺麗め」「温もりのある」雰囲気など具体的なイメージが出てきたら、思いつく言葉をとにかくあげていきます。

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最終的に「結婚式に、白い花束の彩りを」というコンセプト、「white bouquet」というサービス名に決まりました。

2.サービスの顔となる「ロゴ」

無事に決まった「white bouquet」をもとにサービスロゴを作っていきます。

今回はWebサイト・LINE Bot・フライヤーなどの展開があるので、そこも意識しながら制作。

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イメージを統一させるために、ラフの段階で共有する・メンバーにヒアリングをしながら固めていく方法がおすすめです!

3.サービスをもっと楽しく「キャラクター」

写真をあげて、LINE Botが返答するだけだとちょっと寂しいのでキャラクターを作りました。ここもディスカッションをしながら進めていきます。

そして「しあわせを運ぶ、白いふわふわのとりpoppo」と「見習いのとりtoppo」の2匹が誕生しました!

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キャラクターの名前はあまり表に出ませんが、制作メンバーのプロダクトに対する愛着やモチベーションをあげるために名付けました🐥

4.なんにでも展開できちゃう「素材」

Webサイト・フライヤーのイメージを統一させるために、素材を制作しました。ここはWebデザインを担当してくれたRYOMAと一緒に考えていきます。

pinterest を見ながら2人の中でイメージを固めていき、ベースとなるカラーを決め、その後一人で展開しやすい素材を制作していきます。

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5.招待状のような「フライヤー」

参列者の皆さんのために、サービス手順のフライヤーも制作しました。

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Webサイトやサービス全体のイメージが崩れないように制作をしながら、

何よりも紙ものは「手に取った時のわくわく感」を大切にしたいので、2つ折りにして招待状のようなデザインにしました。

さいごに

私の制作したものは以上になります。

デザインのクオリティはまだまだですが、短い期間でみんなで最後まで楽しくサービスを作りあげることができました。

何よりも真っ青だった同期@tommy1038を笑顔にできたこと、結婚式という人生の大イベントのお手伝いができたこと、誰かの幸せに関われるデザインをできたことは新米デザイナーとして良い経験になりました。

また、後日笑顔になった@tommy1038がお礼として回らないお寿司さんに連れていってくれ、3人で幸せになりました。「デザインやっていてよかったな」と思った瞬間です、あの時のお寿司の味はこの先も忘れません。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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