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読書記録のすゝめ

小学生の時は毎日昼休みに図書室に行ってました。
貸出冊数で表彰されるくらい本が好きでしたが、いつのまにか本を読むのが苦手になっていました。

特に小説は細切れになると世界観に没入できなくなっちゃうから時間のある時に読みたい。でもゆったりした時間が取れないなあ~とか言い訳をして、読むのを後回しにする。


そんな惰性は大学の授業でツケが回ってきました。試験に「時間作って読んどいてね~」と言われていた本を読んでいないと答えられない問題が紙面半分も出てしまった。これはまずい。

数日後、教授と保護者の懇親会がありました。帰宅した父親から「本を読みましょうねって言われたんだけど、何?」って言われました。...あちゃ~。後日返ってきた答案は左半分が全問正解。右半分が全問不正解。そんなことあるんですね。

そこから読書のリハビリをするようになりました。

仮にも文系院生を目指す人間が本を読む事なしに院に合格できるわけがありません。去年は必死に片っ端から読みました。

でも去年(学部4年)はあんまり苦痛じゃなかったんですよね。心の底から好きな事を学んでいたからだと思います。あと、昔と違って一冊一冊を丁寧に読んで、インプット・アウトプットする環境を整えたのも大きいです。

何をしているのかというと、一つは指導教官から教わった方法で、自分で参考になると思った部分を書き出した引用ノートを作るのと、ReadHubという読書記録アプリに記録をつけるようになりました。引用ノートは今後の研究に活かす部分が大きいですが、ReadHubは本の感想が書けるので、アウトプットの練習に向いています。

あと、企業の最前線で活躍されている方や、学生さんがどんな本を読んでいるか、それをどう自分の言葉で表しているのか見ることができて、勉強になります。

公私問わず、要点をサクっといえる人はスマートで素敵ですよね。

物事の本質を適切な言葉で簡潔に表現できるようになる為にも、読書とその記録は生涯続けたいと思います。

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