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スペイン巡礼銀の道Via De La Plata 1日目(Sevilla-Guillena)

2024年4月6日、SevillaからSantiago de Compostelaを目指して歩き開始。
今日は21.9km先のGuillena(ギエナ)という町まで。
いくつか読んだブログで旅立つ数ヶ月くらい前から10kgくらいのバックパックを背負いながら15kmくらい歩くトレーニングをした方が良いと書かれてあったけど、元々練習好きでない性分でそんなことしたのは2回だけ。しかも何も背負わず5kmほど。でも15年のニューヨーク生活で散々歩いてきたのでまぁ歩けるだろうと。と、これが舐めてかかってたってことをこの日初めて知る羽目になる。

朝8時過ぎにホテルをチェックアウトして歩く前にチュロスを食べて腹ごしらえして出発。

Sevillaの大聖堂で最初のSello(スタンプ)を押してもらう

Sevillaの大聖堂前からスタートして、朝日を見ながらトリアナ橋(Puente de Isabel II)を歩く。

銀の道最初の朝日

トリアナマーケットを過ぎて前日に下見で歩いた道をアプリと照らし合わせて歩く。アプリはBuen CaminoとCamino Ninjaが良いとあったから両方をダウンロードして使い分け。出会ったPeregrino達はほぼ皆Buen Caminoを使ってた。

所々で見るカミーノ道標
カミーノの標識
たまにこんな感じで黄色の矢印が書かれてあることも
先の先まで延々と続く道

Gronzeの評価では第一ステージの難易度の星の数は2個(5個が最高)でしかも平坦な道が続くだけだからカミーノ初心者の自分でもイケるやろって鷹を括って歩くこと3時間。歩いても歩いてもどんだけ歩いても目的地ギエナの町は全く見えてこない。おまけに背中のバックパックが肩に食い込んで痛くて痛くて何度も下ろして休憩する始末。前を歩いていたPeregrino達はその間も止まらず歩いてたからいつの間にか見えなくなってた。お昼過ぎころから気温も上がり、日差しも強くてヘトヘトでギエナのアルベルげに着いたのはSevillaを出て6時間を過ぎた午後2時過ぎだった。

やっと着いた

アルベルゲのオスペタレラに宿泊部屋に案内された部屋で僕の下のベッドを当てがわれたイタリア人のアンドレスと僕の隣のベットを当てがわれたドイツ人のポールに出会う。
二人とも以前に他の巡礼の道を歩いてた経験者で彼らがカミーノを歩く術を教えてくれた。

まずバックパックの背負い方は肩で背負うのでなく、ケツに重量を乗せて腰のベルト部分をしっかり絞めること。

バックパックの重さは自分の体重の一割に収めるようにすること(日々持つ食料や水は別)
僕のバックパックはあれもこれも必要だろうって入れて来たので総重量約14kg
二人に呆れられました。
それでどうしても必要な物と必要ない物を二人に選んでもらって必要ない物の殆どをその日泊まったアルベルゲに寄付。必要で無いけれど流石に寄付するのはちょっとっていう物を残したんだけどそのうちの一つがスイスアーミーのサバイバルナイフ。サイズは小さいけどこれが何気に重い。そしたらポールが俺はサラマンカまで歩くからそこまで運んでやるって。なんて良い奴!

夜は3人で夕飯食べて早々就寝。

残り984.1km

泊まった場所:
Albergue Luz del Camino €14(朝食付き)*トーストやマフィンとインスタントのコーヒか紅茶
確認はしてないけど二人部屋以外の部屋は2段ベッドで屋上に洗濯物を洗う場所と干せる場所がある
トイレとシャワーは一緒なので誰かがどちらかを使用してる時は使えない
キッチンはあって食事は作れるけれど幾つかレストランもあるので外食も大丈夫




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