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多趣味人間に憧れる男

多趣味人間に憧れている。
特に理由らしい理由はないけど、多趣味人間ってめちゃくちゃ人生満喫してそうで羨ましい。

あと、趣味っていろんな種類の趣味があるところもいい。
カメラ、バイク、車などの巨額の富を得た人間が携わるような趣味もあれば、
昆虫採取、星を眺める、歩き回るみたいな貧乏趣味まで幅広い。
趣味の門戸はかなり広い。

珍しい趣味の人の話も面白いから好き。
たまに深夜テレビとかで特集されているような珍しい趣味を持つ人は、
珍趣味の内容の話だけじゃなくて、
なぜそのことに興味を持ったのか、共有できる仲間はいるのか、
みたいにどんどん話が派生していって面白い。

趣味が高じて仕事になるような人もいる。
一石二鳥だから羨ましい。
僕は今なんの興味もない仕事をしている。
もちろんモチベーションもクソもないし、今は趣味のために生きている。

腹をへこますために初めてみたランニングも、最近では趣味化してきている。
汗を流した後の風呂が最高だ。
僕は風呂に入ることも趣味の一つなので、毎日生きているだけで趣味を楽しめているわけだが、
ランニングをした日は、2時間くらいの間に趣味を2つも楽しむことができるわけだ。
実にいい毎日だ。

時を戻そう。(最近ぺこぱがお気に入り)

趣味が高じて仕事になっちゃった人は、
・趣味に没頭し過ぎた結果仕事につながったのか(無意識タイプ)
・趣味を通して稼ぎたくなった(確信犯タイプ)
のどっちかだと思う。
ちなみに、「確信犯タイプ」と書くとマイナスイメージっぽく見えるけど、そんなわけではない。

無意識タイプの人はどちらかと言うと職人系に多そうなイメージ。
確信犯は器用で、ビジネス的なことを考えて趣味を楽しめるイメージ。

僕はどちらかと言うと確信犯タイプになりたい。
やっぱり儲けながら趣味を楽しみたいじゃないですか。

たまに、「好きなことは仕事にしない方がいい論」を唱えている人がいる。
好きなことでも、仕事になるとついてくる責任感やらなんやらが要因となり、嫌いになってしまうかららしい。
僕は「好きでもないことを仕事にしている人」なんですけど、もともと好きでもないことを毎日やっている上に責任感やらなんやらがのしかかってくるので、めちゃくちゃ仕事が嫌いになった。
今の仕事に従事してまだ1年しか経っていないけど、とにかく嫌いになった。

仕事は好きなことをする方が精神衛生的にいいと思う。
困難も気持ちで乗り越えられるだろう。
嫌いなことをやっていると壁に当たった時に放棄してもええわ、とか思いそう。
幸い僕はまだ「嫌い」であること以外に壁にぶち当たったことがない。
好きになる努力をすれば〜みたいな意見をもらったことがあるが、好きになる努力をするくらいなら、少しでも好きなことをする努力をしたい。
隙間隙間で好きなことをした方がハッピーになれそう。

時を戻そう(2回目)

僕は今、新しい趣味を開拓してみようと思っている。
喋ることが好きなので、ラジオ配信でもしてみるかな?とか、
バイクに乗ることが好きだから、Vlogでもはじめるか?とか、
いまのところ、どれもこれも高じて仕事になりそうにない趣味ばかり思い浮かんでいる。

最近Youtuberデビューをした人の話を聞いた。
自己紹介動画とカバンの中身紹介動画、納豆を食べる動画の3本を世に放ったらしい。
その動画全て編集は委託でやってもらっているらしい。
本人は趣味でやっているといっていたが、一番趣味っぽい編集作業の部分を委託して面白いのだろうか?
編集というよりも、カバンの中身を見せたり納豆を食べたりすることの方が趣味として楽しく感じるのだろうか?
あるいは、企画を考えて実践することが楽しいのかもしれない。

僕にとって編集作業が趣味っぽいと感じるだけで、人によって楽しいと感じる場面はやっぱり違うか。

人それぞれ、十人十色、「みんなちがってみんないい」と金子みすゞも言っていた。

他人に理解され難い趣味の人もいることだし、趣味の形って本当に面白い。

そういえば、最近いろんなカルチャーに触れようと思って女性誌を読んでいる。
今まで雑誌といえば、POPEYEとアメカジ系のファッション雑誌、音楽雑誌くらいしか読んだことがなかった。
今月購入して読んでいるのが子育て世代のママさん達をターゲットにしたファッション雑誌。
コンビニで適当に選んで買って読んでいるんだけど、これがまた面白い。
この雑誌を読んでいる層の人間はこんなものにときめくんだなとかいろいろ妄想が捗るのだ。
レジに持って行く瞬間は少し恥ずかしいような気もするけど、家に帰ったら全然大丈夫だ。あとは自分の世界に入るだけ。

新しい趣味になるかもしれない。
ただ、この趣味もまた儲けに繋がる気がしない。
まぁでも購買層の気持ちになって考える力はつきそう。
直接的に仕事につながらないだけで、間接的に繋がる予感はしないでもない。
でも、趣味って無限にあるからいつか儲かる趣味に出会えるかもしれない。
いや、出会いたい。

忍たま乱太郎のキリ丸みたいに銭の事を考えるのも趣味のひとつかもしれない。



サポートしてくれる物好きにはいつかハイボールを一杯奢ります。