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産後サポート型育休を取得する3つのメリット #57

初めて男性育休を取得する時、産後に取得する3つのメリットをお伝えします。

<結論>
①授乳以外の育児と家事全般を一通り経験できる:育児&家事力の大幅向上
②妻の夜間授乳のサポートができる:妻の負担軽減で妻の体調回復が早くなる
③新生児育児の大変さを妻と共に乗り越えることができる:夫婦の結束力が堅固になる

1.制度上、いつから取得できるかを知る

私の場合、
1人目:退院日(出産日から5日後)~1カ月半
2人目:退院日(出産日から5日後)~2カ月半
取得しました。

2.産後に育休を取得する3つのメリット

①授乳以外の育児と家事全般を一通り経験できる:育児&家事力の大幅向上

→私の場合、コロナ禍でかつ親族は遠方、里帰りもできなかったので、妻の体調回復の為にも一通りせざるを得ない状況でした。

②妻の夜間授乳のサポートができる:妻の負担軽減で妻の体調回復が早くなる

→1人目の時、途中まで母乳とミルクの混合でした。昼間はもちろんですが、夜間も妻の授乳後、ミルクを私が飲ませ、その後のおむつ替えやミルクの瓶の消毒などができました。

③新生児育児の大変さを妻と共に乗り越えることができる:夫婦の結束力が堅固になる

→生まれたての新生児の育児は私が思うに本当に大変です。初めての育児で分からないことだらけ、加えて睡眠も細切れしかできず、心身共に人生で一番つらく、早く職場生活に戻りたいと何度も弱音を吐きました。しかし、その経験を共にしたからこそ、夫婦の結束力が固くなり、復帰後も育児も家事も一緒にやるというスタンスが形成されました。

3.産後に育休を取得する為の3つの準備

①家事全般を一人でできるようにする:まずは、妻から信頼を得るレベルを目指す

→買い物、料理、洗濯、掃除など…家事はやることがたくさんあります。
私のおすすめは普段、無意識に妻に任せていることを自分から率先してやることです。
また、時短家電を導入して、効率よく家事をできる体制作りをすることです。

②体力作り:平素から運動習慣を取り入れる

育児はとにかく体力必須です。産後に取得したものの自分が体調を崩しては元も子もないので、出産前から体力作りをお勧めします。
私の場合、平日は自宅マンション12階まで階段で登る&ストレッチや筋トレ、土日に30分ランニングなどやっていました。

③育児の準備:出産前から育児に関して興味・関心を持つ

育児は誰もが初めて取り組む分野だと思います。育児本を読む、プレパパ・ママ教室に参加する、先輩パパ・ママの話を聞くなどを自ら行って、育児に関する知見を深めておくことをお勧めします。
私の場合、これはあまりできていませんでした。。必要な育児グッツの準備、沐浴の仕方、おむつ替えのやり方など事前に少しでも興味をもって勉強しておけば良かったといざ育児が始まった時に後悔していました。

4.どのくらいの期間、取得したほうがいいか?

私の意見としては(妻の意見も聞いて)、

①出来れば生後100日

→1人目の時、生後100日が過ぎて、ようやく育児に慣れて、心身共に余裕ができたと妻が言っていました。息子も夜間に6~7時間寝るようになり、生活リズムが安定したのも生後100日が終わった頃でした。

②難しければ生後6~8週間

→産後、妻の体調がほぼ回復するのに要した期間です。

あと、今回、お伝えした3つのメリットを得る為には最低、1か月は取得しないと難しいとは思っています。
目に見える形で得られるものではなく、一定期間、苦労したからこそ、得られるものだと思います。
とはいえ、様々な状況がご家庭ごとであるかと思いますので、私の体験談としてご参考にしていただければ幸いです。


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