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世界で一番の推し

まだ書くのは早い
この話は早い
でも抑えられなかったので書くことにしました。
ほんとにちょっとだけ…。

今や一般的になった推し活ですが、
私もしてます。
なんの?
馬の。

賭け事は苦手なので、競馬もほとんど賭けないんですが、
元々馬を見てるのが好きなので競馬は見てるだけで十分楽しい。
ってところから知り合いのPOG会に誘われて、
若い馬くんたちを青田刈りするようになりました。

POGとは…ペーパーオーナーゲームの略
何人かで集まって、競馬1年目(2〜2歳馬)の馬くん10〜15頭くらい選んで、翌年5月末にあるダービーまでの間
誰が強い馬をいっぱい当てられたか競うゲーム

馬という存在が大好きで、
どのこもかわいいなぁとパドックを見つめるだけだった状態から
POG参加してから、
私が指名した馬はちょっとだけ特別視するようになりました。
とはいえ、肉付きがどうのとかは全くわからない。
騎手がうまい下手もよくわからない…
走った!走らない!でも頑張れ!!って感じのゆるさでみてました…

だって!馬くん!!みんな可愛いから!!!
優劣つけるなんて無理だよ。。。

そんなゆるっと見てた中、指名した馬で初めてG1勝ったのがスワーヴリチャードでした。
未勝利戦の時の突き抜けた走り、最高に鳥肌でした。
スワーヴリチャードを応援するのが楽しくて、
出会ってから数年はPOGもお休みしました。

でもいつか引退の時は来る。
スワーヴリチャードの引退で、また新しい子を応援したいなって
思ってPOGに再び参戦した時に出会ったのが
世界の王者、イクイノックスでした。

そう、私の推しはイクイノックス。
2年半前、POG参加するために情報漁ってたときに初めて見たのですが
ここまでの男になると思わなかった…
男っていうか馬は牡って表現ですけど…

新馬戦はちょっと強いかなって思ったくらい、
東京2歳Sで、
「おや、この子つよない?」
って、気がついた。
皐月賞とダービーは惜しくも2着に敗れて、
「なんで!負けたの!!!絶対絶対絶対いっくんの方が強いのに!!!」
※イクイノックスをいっくんと呼んでおります…
って翌日職場で競馬詳しい先輩のところに乗り込んで
敗因とかを教えてもらいました。
あれほんとに悔しかったね。
あの時に競馬の競争の見方をだいぶ学びました。
(POG初めてもう何年も経っていたので遅すぎる学び…)
その後、
秋天でG1初めての1着。
あの位置から先行するパンちゃんを捉えた時は鳥肌立ったな。
続く有馬記念での1着は最高のクリスマスプレゼントでした。
そこからドバイでは初めての先行競馬だったのに
意味わからんくらい楽な手応えで1着。
自他共に認める世界一になって震えました。
宝塚記念は七海ちゃんにヒヤッとしながらも、
あの悪い位置どりから届く脚にやっぱり鳥肌。
それから、秋天・JCと、
競馬、というよりも、
イクイノックスが走ってる姿を見るの楽しかった。
何度も何度もレースを見返しました。
幸せでした。

そのイクイノックスも、昨日引退の発表がありました。
元々秋天の前からそんな噂がちらほらあったので、
それなりに覚悟はしてた…
でも実際にそれが発表されてしまうと
心にぽっかり穴が空いたみたい

デビューから応援してた子が世界一になるなんて
滅多にないことだと思うんですよね。
あの体の弱かった子がここまでの強さを発揮するようになるなんて思いもしなかった。
今や、身体能力も、競馬の駆け引きができる頭脳も世界一!!!

いまだにPOGでこの子を選んだ時の周りの反応や、
新馬戦でこの子の顔を見た時のいじり、
詳しくは言わないけど、大体覚えてる。
それだけに、どんな言葉も、全部賞賛に変えていった推しの姿は
私にたくさんの元気と幸せをくれました。

まだまだ走る姿を見たかったという気持ちは強いけど
怪我なく惜しまれながらの引退は理想形。
元気に、長生きして、たくさんの娘息子に囲まれて
幸せに暮らしていってほしいです。

ちょっとだけと思ったけど、結局今思ってることほとんど書いちゃった
今は、溢れる気持ちを拾っていくのでいっぱいいっぱいだけど
もうちょっと落ち着いた頃に
またゆっくり日記感覚で思い出語りできたらいいな。

いつか北海道に見学に行ったときに、また必ず逢おうね。
逢えますように…!
イクイノックスは世界で一番かっこよくて最高の私の永遠の推しだよ〜!

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