最近、アルコール依存症の勉強をし始めたのをTwitterに書いてたら「急にどうしたの?」って聞いてくれたりした人がいたので、折角なので放置してたnoteを活用して経緯みたいなことを書いてみようと思います。
コロナ渦になって、時間ができて、勉強したいなぁって思えることが依存症のことでした。興味あれば読んでやってください。
まずそもそも僕は20歳の頃はビールなんて苦くて飲めないー!ピーチサワー美味しい!なんて可愛い感じでした。
20歳から始めた会社員生活の中で、1杯目は必ずビールで乾杯っていう割と体育会系?な会社で、我慢しながらビールを飲んでるうちに、あれ?好きかもってなっていきました。
20代中盤には基本なんでも飲めるようになってましたし、
まぁまぁお酒が強い部類だったと思います。
僕自身、お酒が入らないとあんまり人と話せない典型的コミュ症なので
(2丁目でお店やってた当時2ch(当時)に「コミュ症が店やってんじゃねぇよ」って書かれてました懐かしいですね)
お酒を飲んでやっと人と話せるという性格もあり、周りからもお酒を飲まされるようになってたと思います。
ただ、記憶がとんで起きてたらだいたいやらかしてる時が増えました。
ある時は送ってもらってるタクシーで高速走ってる中ドアを開けて吐いたり(めちゃめちゃ運転手さん怒ってたらしいけど覚えてません)
ある時は2丁目からの帰りタクシーの中で盛大に嘔吐したり(めちゃめちゃ運転手さん怒ってたらしくて料金倍払わされたらしいけど僕は覚えてません)
ある時は2丁目からの帰りタクシー降りる時に何も力が入らず道路の縁石で思いっきり頭ぶつけて送ってくれた人にすごく心配してもらったり(起きたらめちゃめちゃでかいたんこぶ出来てました)
本当にタクシーの運転手の方には申し訳ない気持ちでいっぱいです…
31歳からバーの店長という立場になって、仕事で飲んで泥酔ってことはありましたが、前よりはひどい酔い方をしなくなりました。(それでも色々やらかしてるんですけど)
それは飲むを仕事にしたからかなぁなんて思ったりもしてます。
お酒でやらかしたエピソードなんかをそれやばいね、なんて笑いながら話したりもしてたんですが、最近、しばらく来てなかったお客さんがきて「酔って駅のホームにおちちゃって骨折して入院してた」と言われました。
酔っ払うお客さんではあったものの、そこまでなっちゃうの?って思って、本当死ななくてよかった…と思いました。
同じ時期に別のお客さんも「酔った帰り階段から落ちて頭打って入院してた」と久々に来て言われました。
そんな話をきいていて、お酒との付き合い方を考えないとね、うちらもいい歳になっちゃったし、という話が増えてきて、そんな中友人がアルコールが原因で亡くなりました。
一度お酒が原因で倒れてから、お酒をやめてね!って伝えてはいて、お店でも飲まないで安心してたんですが、やっぱりコロナ渦でお店にもなかなか来れなくなって、家ではお酒を飲んでしまっていたみたいでした。寂しかったんだろうなぁ。
当時は、悲しいより悔しいが強くて、もっとやれることがあったんじゃないかとか、こっそり飲んでたんだったらお店でも飲ませてあげてればもっと幸せな晩年だったんじゃないか色々思いました。
そんな中で、改めてお酒を仕事にしてる自分はもっと知識をつけなければいけないんじゃないかと思いました。もっと知識があればこの後悔もなかったんじゃないかと、もう遅いのかもしれないけど、遅すぎもしないとも思いました。
お酒を飲みすぎて「もうお酒やめます」って言ってる人に「減らすだけで大丈夫でしょ?」とかの軽はずみな言葉をこの仕事をしてる人間はかけちゃいけないじゃないかと思う場面も増えました。
お酒を飲む姿がその人のイメージになってる人がお酒がなくても楽しいって環境を作ることはできるんだろうか。それを自分はできるのだろうか。わからないから調べてみたい。
それが、勉強を始めた経緯です。
アルコール依存症を調べると、あぁあの人結構予備軍なんだなぁとか、
遺伝も関係あるんだとか、周りの人が荒んじゃいけない、病気として受け入れるとか、色々今までの人生と照らし合わせていけました。
僕は、お酒が好きです。
だからこそ、上手に迷惑かけずに付き合っていきたいなと思うし、
周りの人にも上手に仲良く付き合って欲しい。
下手に飲んじゃってる人には声をかけれるようになりたい。
もし、飲ませちゃダメになっちゃった人にはお酒がない人生を謳歌してもらえるようにサポートできるような側になれたらなぁと思います。
もし、色々教えてくれる人がいたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
最後まで読んでくれて、ありがとうございました。
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