見出し画像

42回目の春

子どもの頃からテレビで見ていた方の訃報が続いている。
寂しいなぁと思うし、気づけば両親より年下の人も死んでしまうようになってきたなと思ったりもする。

父親は今年で78歳。母親は今年で74歳。
兄貴夫婦も子どもを授からなかったので、孫がいない老夫婦は今札幌の実家でどういう生活をしてるのかと思いを馳せる。今の生活を楽しんでいるのかなんて思ったりしたりするけど、親とはいえ結局他人なので他人の幸せに干渉するのは違うのかとも思う。
ただ、今月久々に帰省する時に母親はとても喜んでくれてはいるので、老後の親の生活にたまに現れる刺激になれば、なんて思ってる。

こんな僕でも20歳から24歳まで会社員をやっていた事があった。5年近く働いていた職場の上司ももういい歳になったんだろうななんてふと思う事がある。仕事を辞めてから一切会っていない。
当時から電話番号もメールアドレスも変えてしまったから、もし亡くなっても誰からも連絡来ないのかとも思う。

そういえば1度だけ辞めた会社から戻ってこないか?という連絡をもらった事があって、20代だった当時はそう言ってもらえたのは凄く嬉しかった。多分それは必要とされたからだとも思った、けども色々聞くと会社で過労死が出て人がどんどん辞めてってという流れだったからなんだろうなと今は思える。その時にももう上司たちはその会社から独立したようで会えはしなかった。ただただ必要とされるのが嬉しかった20代で、好きな人に必要とされるようでありたいと思う40代の今がある。

人生の中の数ある場面の中で期間は短いけど濃厚に過ごした人、期間は長いけどなんとなく顔を合わせていた人、色んな人がいて、自分が調子がいい時期に出会った人、どん底な時期に出会った人で、印象も違うんだろうなとも思ったりする。こんなことを思う事がとことん歳をとったなとも思う。
41歳でこれだから50歳になったらどうなるんだ?そもそもそこまで生きれてるんだろうか?どっちにしても生きれてるなら頑張りたいなと思っている。

新しい事をはじめたいと思った41歳。
新しい事をはじめてみた。やっぱり新しい事は刺激的でもある。
詳しくはまた今度。

今年も桜が咲いて散った。花見もできたよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?