The island of joy

【オリジナル曲】サマセット・モームの小説「月と6ペンス」と、ドビュッシーの「喜びの島」にインスパイアされた曲。アーティストの歌です。

月と6ペンスは、ゴーギャンがモデルの小説。100年前のイギリスでベストセラーになった。
証券マンが、ある日家族も何もかも捨てて、激しく駆り立てられるように画家への道を突き進む話。

「お前は海に突き落とされたら、無我夢中で岸を目指すだろう?それと同じように、俺は絵を描かずにいられない」

人生で一度でもこんな情熱を持ってみたい、と憧れるし、
100年前のイギリスの人々も、きっとそう願っただろうなと思う。

昔ゴッホの晩年の絵をみて、初めて絵を見て泣くという経験をして、
これはもう圧倒的な表現力と引き換えに、悪魔とか何かと契約したんじゃないかなと想像したことがあった。

正気と狂気の間で命を削った創作。
私にはきっと真似できないな。

【The island of joy】

運命の目に晒されたなら、もう終わりさ
光りと影が鮮やかに逆転して
もう、止められやしない

さあ、内側からつんのめって湧き上がる
その衝動に、君は獣のような声をあげる

それが合図さ、心を蝕む
その魔物を君の半身に棲まわせろ

Joy.The Island of joy.
踊るサテュロス
深淵を覗き込む勇気が、君にあるかい?

Joy.The Island of joy.
流し目のニンフ
今キスを受けて
その身を売り渡すかい?
命を削る恍惚に

読んでいただきありがとうございます。「自分の個性」に気づき表現していける女性が世の中に増えるように、アウトプットをしていきます!