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自分をドライブさせる3要素-社会人1年目を振り返って

お世話になっている方の家でSASUKEを見ていたら年が明けた。2019年末の仕事の締め切りが延びたおかげで、1週間ほどガッツリ休むことができた。

PCやスマホも持たず、社会人1年目でうまくいったこと/いかなかったことを振り返っていると、自分を駆動させる要素(モチベーション)は大体3分野に分けられることに気が付いた。備忘録として残しておく。

A. お金を稼ぐ

暮らしていくためにはお金が必要。2019年は月末の通帳残高が3ケタを迎えることが何度かあり、シビれる毎日を過ごした。

調子に乗って買ったAppleWatchや、誰も使わない予備のJoy-Conなどを全てメルカリに出品。愛してやまない漫画も最新刊以外売り払ってしまった。おかげで大いに救われたのだけど、これはFinTechというより貧テックだ。

「貧すれば鈍する」とは言うものの、追い込まれると何とかしてお金を稼ごうとする。数百円の預金に尻を叩かれ、慌てて取りに行った仕事が今も続いているので、お金をモチベーションにするのはひとつの良い手段だと思う。

B. 自分の興味に従う

金がなくてもやるし、人に言われなくてもやること。俗に言う趣味やライフワーク。

僕の場合は散歩やDIYがこれにあたる。御徒町のワンルームに引っ越してから、部屋の改装や近所の徘徊が捗って仕方がない。技巧派の友達の力も借りながら、だいぶ空間を設えることができたので満足している。

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徒歩圏内にいくつも銭湯があるのも楽しい。中高時代、柔道部で学校に泊まったとき以来の銭湯だけど、もともと長風呂が好きだったので超良い。こころなしかお肌の調子も良くなった気がする。寿湯が近所で本当に良かった。

C. 他者からの要請

人の指示や期待に基づいてやること。Aのお金と重なれば業務になるし、Bと重なれば複数人での趣味になる。C単体で行うことはほとんどないだろうが、もし起きてしまったらそれは搾取や徒労になる。

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この3つの要素が折り重なって自分の暮らしは構成されている。AかつCはライスワークであり、AかつBは趣味のような仕事・仕事のような趣味、もしくは小遣い稼ぎのようなもの。AかつBかつCは「自分がやりたいことで、他人にも求められ、お金も手に入る」理想的な場所だと思われる。ここにいられる時間を増やすために努力の方向性を考えるのが良さそうだ。


アクティブな時間を増やすために

他方、AでもBでもCでもないゾーンも存在しており、それはポジディブには「なんでもない日常」であり、ネガティブには「虚無の時間」だ。自分の行動がドライブしなかった時を振り返ると、無意識のうちに「虚無の時間」に陥っていたように思う。困らない程度のお金がある状況で、興味も持てず期待もされない場所にいたら、それは停滞するのが当たり前だ。

停滞を打破するためには、AかBかCのいずれかを拡充させなくてはならない。Aなら金を貯める強い意志を持つ(or困窮する)。Cなら職業や社内でのポジションを変える、などの方法が思いつく。

ここで気になるのが、Bの領域を大きくする方法だ。自分の興味や関心は、どうやったら伸ばすことができるのだろう。本を読んだり、いろいろな人と出会ったり。頭では分かっているが、それができなかったからBが小さいままなのだ。身近なようで手を出しづらい、それが自分の関心領域だ。

いまのところ転職する気はなく、お金を強いドライバーにできる性格でもない。そこで、日常生活の中でうまくBを広げていくために、ルールを設けることにした。それは、毎日の生活にちょっとした縛りを設けることだ。

(続く)

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