Live2D備忘録3まばたきさせる
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まばたきの設定をしていく。設定はパラメータとメッシュを動かしていく必要がある。下記画像の赤枠で囲ったパラメータと言う場所が肝になる
はじめに目の開閉を設定していく
左目から設定していこうと思う。まずパラメータの左目開閉をクリックする。すると左目開閉のアイコンがグレーになる
このパラメータを選んでグレーにした状態のときにパーツレイヤーの場所を選択する
この状態にした後パラメータの動かしたい場所(今回の場合、左目開閉)がグレーになって選ばれていることを確認したら下記画像の赤枠で囲んであるキーの2点追加を選択する
キーの2点追加を選択すると緑色の点が表示され左目開閉パラメータにキーが追加された
上記のことをすべてやったら下記画像のようになっている。また前髪パーツなど作業する上で被って見づらくなる場合、非表示にして作業する
パラメータの緑の点に被っている赤い点の数値で開閉の大きさが決まる。0.0だと閉じている状態。1.0だと開いている状態
赤い点は緑の点の近くで右クリックするとその緑の点の場所まで瞬時に赤い点を移動させることができる
はじめに上まつげ1を設定していく
Live2Dを開いたとき、デフォルトで矢印ツールに設定されているのを変形パスツールに変える
変形パスツールを選んだらメッシュで囲われている上まつげ1のパーツに変形パスを置いていく。この場合5箇所に変形パスを置いた。またマウス操作で変形パスの位置を変えられる
変形パスを置き終わったら最初に設定されていた矢印ツールに戻す
変形パスツールで緑色の点を置いて矢印ツールに戻すとメッシュを簡単に動かすことができるようになる。また、緑の点をクリックすると選択でき、選択すると赤い点に変わる
まばたきさせる
まばたきをさせるにはまつげを動かして目を閉じさせる必要がある。それをするためにまず、パラメータの数値が0.0になっていることを確認する。目を閉じた状態を作るのでパラメータ上ではこれから変形させる動きが目を閉じた状態であると覚えさせなければならない。下記画像のように緑の点のキーのところに赤い点が重なっているようにする
まつげを動かしていくにあたって、目を閉じたような状態にもっていきたいので上まつげ1パーツ全体を動かしたい。パーツを囲っている赤い四角の点が見える。これの中心の点をドラッグするとパーツ全体を動かすことができる。【Shift】キーを押しながらドラッグすれば直線で動いてくれる
上まつげ1パーツを目が閉じたように調整し、このようにした
変形パスを動かして微調整しながら自分の良いと思った形にしていく。これでパラメータを動かすと上まつげ1パーツが動くようになった
次に上まつげ2を動かしていく。パーツの場所が変わっても同じで変形パスツールを使って動かしていく。上まつげ2の場合、最初に動かした上まつげ1にかぶさるように配置すればいい
次に下まつげを動かす。要領は上まつげと同じでパラメータの数値が0.0になっていることを確認して変形パスツールでメッシュを動かしていく。下まつげも上まつげ2と同様に上まつげ1に隠れるように動かせば問題ない
まつげの動きは完成したので次は白目が見えなくなるようにする。これも要領は同じだが、まつげの時に白目を左目開閉パラメータに反映させていないので反映させる必要がある。白目パーツを選んでからパラメータの左目開閉を選んだ後、キーの2点追加を選ぶ
白目を隠すには白目を選択して赤枠の真ん中の上にある点を選んで下に動かせばいい。また、黒目は白目とクリッピングしているのでいじる必要はない
白目を圧縮した後、変形パスツールを使用して上まつげに重なるように配置すればいい
ここまでできたらキャラクターがまばたきできるようになっている
まぶたラインも目を閉じた際に動かすとリアリティが増す
こちらもパラメータの数値が0.0になっているのを確認してから少しだけ下に動くようにして下げ、形を調整してあげると良い感じになる(軽くまっすぐになるイメージ)
反対の目も同様のことをやれば両目でまばたきさせることができるようになる。メッシュを動かす際グリッド線の表示をONにして作業すれば大まかな位置取りを模倣しやすくなる
メッシュの頂点を消したい場合
イラストを描いた際、誤って描画されたであろう場所にメッシュがあったりして、そのメッシュを消したい場合はメッシュの手動編集から個別に消すことができる
メッシュの手動編集を選択して、消したい頂点をクリックし【BackSpeace】キーか【Delete】キーを押せば削除できる。【Shift】キーを押してクリックすれば複数選択できる
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