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急成長スタートアップひとり広報、3年間のドタバタ劇ふんわり回顧録

昨年から始めたキャディのアドベントカレンダーですが、今年2回目を開催することにしました!

何を書こうかな〜と迷いましたが、個人的にキャディに入ってちょうどまる3年のタイミングなので、ひとり広報としての変遷や印象的だったことなどふんわり回顧してみようかなと思います。

この記事は、CADDi Advent Calendar 2021の1日目にエントリーしています。

キャディに入ったとき

私がキャディに入社したのは2018年の12月(実質11月半ばから稼働)でした。
内定承諾をしたのはキャディの1周年パーティで、田町の小さな貸会議室的な1室で催されたささやかな宴会でした。

キャディに入社を決めた背景は以前書いてるので省略しますが、「志の大きさ」「価値観(特に至誠)」「人が魅力的」という点が印象的でした。

浅草にあったオフィスも倉庫のような場所を改装した1,2階合わせて50坪くらいの小さな場所で、本当にあっという間にいっぱいに。

当時の全社会議の様子。全員座れてない。w

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3年で社員は13倍!キャディ の猛成長っぷり

そこからのキャディの急成長っぷりは、手前味噌ですが凄かったです。
まず、私は当時15人目の社員として入ったんですが、今や200名をゆうに超えています。

なんと3年で約13倍(笑)。
※社員数だけでなく、受注高もこの1年で6倍以上になってたりします。

去年コロナになって以降はリモートワークがベースになったり、地方採用も進んだりで、実際にそんなにいる??と、未だ実感があまり湧いていないのが正直なところですが。。

でも一番直近の4周年パーティの集合写真を見ると、やっぱり増えたなぁと感じますね!(オンラインもいるので全員ではない)

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ひとり広報、役割の変遷

200名を超えたというのに、社員だといまだに広報はひとりだという厳しい現実。。w

しかも一口に「広報」と言っても、パブリシティ中心にやってた時もあれば、採用広報やリファラルに注力してた時もあり、はたまたパートナーサイドのコミュニティづくりに勤しんでた時もあったりと、スタートアップならでは(?)感のあるバラエティに富んだ経験をさせてもらいました。

その時のことは以前SELECKさんでもお取り上げいただきました(感謝)

しかし!今年2021年は初めてPRで本格的にアウトソース体制を整備できたので、今までと格段にできる幅が広がりました。

特に年始はひとりからいきなり(一時)業務委託7名体制になったので死にかけましたがw、「どうやったら自分がやらなくても回る体制を作るか」を考え試行錯誤できたのは経験としてとても大きかったです。

この前小さな広報勉強会で登壇させてもらった機会があったので改めて自分の役割の変遷をアップデートしてみました。

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うむ、やること変わりすぎですね(笑)。

(なんなら今なんてPRよりHRの比重の方が高かったりします)

ドタバタ劇すぎてもはや途中記憶がないところも多いですが、3年間通してやっぱり大事だなと感じることは「フォーカスすること」「それ以外捨てること」の2つかなと思います。

そもそも器用じゃないのでマルチタスクできないだけ説もあるんですがw、何もしなくてもやるべきことはどんどん増殖していくため、常にこのことは意識してきました。

人によってはフォーカスすることがわりと短期間で変わっていくことがストレスになることもあるだろうなぁと思いますが、私は割とその辺は鈍感らしく大丈夫でした。

最近会社でストレングスファインダーを久しぶりにやったんですが、5番目の「適応性」の強みかも?しれません。

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3年間で一番印象深かったこと&キツかったことw

タイトルに回顧録、と銘打ってみたのでベスト&ワースト的なことも振り返ってみようかと思ったんですが、これがなかなか迷いました。。

印象深いことは色々ある中で、一つ挙げるのは難しいんですが、「広報の仕事として」ということであれば、「医療物資支援のプレスリリース」が思い出されます。

これは去年コロナになったばかりの時に、日本全国や世界各国で人工呼吸器や医療物資が不足しあちこちで大幅な増産が必要になった際、急ピッチでこしらえた特別支援プログラムでした。

未曾有の事態で世界中が混乱する中、代表加藤の号令で発案から1週間足らずで支援体制をつくり、特設サイト(英語verも)を用意し発表まで持っていけたことは、その後のキャディにとっても一つの転機になったような気がします。(この発表きっかけに多くのメディア露出も実現できた)

何より、何かの事変によって業界の需給のバランスが大きく崩れる時、全体を横断してリバランスできるキャディは、プラットフォームとして大きな価値を提供できうるということを、こちらも改めて気づかされた出来事でした。

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一番キツかったことでいうと、多分最初の1年くらい、本当に”チームひとり”状態でやってた時期かな〜と思います。

当時はまだ広報的にもぴよぴよ&製造業も初だったこともあり、わからないことは多い&やること無限で常にテンパってた記憶。あと誰にも広報の仕事を理解してもらえていないような錯覚に勝手に陥ったり、露出とった時「一緒に喜び合える人ほしい(涙)」みたいに思ってましたw

その後はマーケやHRなどに所属しながらずっとチームで仕事してきてるのですが、孤独じゃないってことは精神衛生的にとっても大事なことんだなと気づかされました。(単純にチームで仕事するって楽しいですよね)

キャディの好きなところ

これもたくさんあるものの、あえて一つあげるとすると、「ピュアな人が多い」ことかなと思います。

キャディのカルチャーブックにも記載あり。

もちろんスタートアップなので日々いろんなことが起きるんですが、単純に「ピュアな人」って応援したくなりますよね。自分も力になりたい、と思える人と一緒に働けることはとても幸せだなと思います。

キャディが4年でここまで成長し、周りから応援いただけているのも、ひとえに掲げてる大きな理想にピュアに向き合ってることが一番大きいのではないかなと感じてます。PRとしてもこんなに力になることはないですよね。

これからやりたいこと、挑戦したいこと

PRのミッションは、「ステークホルダーとの戦略的な関係構築により、経営課題の解決に寄与する」ということを置いています。

全社目線でフォーカスすべき経営課題の解決に寄与するリレーションの強化と、長期視点での先回りした施策投資(ブランディングや危機管理広報、インナーコミュニケーションなど)を先導することが必要だと思っています。

今まではかなり攻め一辺倒なPRに終始してきましたが、これからは危機管理やインナーコミュニケーション強化など守りや足固めの比重も増やしていかなければいけないなぁと感じているところです。

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プロダクトの複数展開やグローバル化などに伴いブランドの再定義やCIの刷新なども必要になってきたり、また中長期的には上場準備なども出てくるのでやることは本当てんこ盛りです・・!

とても私一人ではできないので、助けてください(笑)

ぜひこれを読んで興味持ってもらった人がいたらカジュアル面談からでもぜひ:)

※広報だけじゃなく幅広く募集中です!
キャディ社員のMeetyも公開中〜

さいごに

3年って本当あっという間ですよね。

私は時間の充実度って密度によって決まると思っていて、その点キャディで過ごしたこの3年は、どこを切り取ってもギッチギチに詰まっているwという自負があります。

もちろんだからこそ楽ではないんですが、きっと今の大変さも数年後振り返ったときにかけがえのない資産になっているだろうなという確信もある。

結局は傾けた分しか返ってこないですしね。

これからまた1年後、3年後の未来も全く想像できないものになっていくんだろうなという期待でワクワクできるこの環境に感謝!

ということで、ここまで読んでいただいてありがとうございましたm(_ _)m


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