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久方ぶりの 南座 歌舞伎       観劇は。。。全盛期が懐かしい。。😓

昨日、南座に行ってきた。
午後の部の公演で3時半 開演

出し物は、女殺油地獄(おんなごろし あぶらのじごく)
     忍夜恋曲者(しのぶよる こいはくせもの)
     中村壱太郎  尾上右近    中村隼人

多分5、6年ぶり。
スーパー歌舞伎ワンピース  以来。

体調を崩して何年も家に閉じこっもていたから、
何時間も観劇出来るか不安だったけど、興奮していたせいか、
楽しく過ごせた。

それに 私が知ってる歌舞伎って午後の部は九時頃まであったのに、
七時に終わった。
え⁇  と思ったら二幕だった。
以前は三幕あったのに。

今回の公演は、壱太郎君ありきの公演でした。
というか、壱太郎君のためのお芝居。
壱太郎君が 歌舞伎が開演する前に、演目の紹介等してくれたのですが、
喋りが上手い!!!(三人で回り持ちで話してるようです。)
中々 あんなに上手く話せないと思う
それに彼は踊りも上手い。勿論、お芝居も。

昔、「GOEMON石川五右衛門」で今井翼君とフラメンコ踊ったのは、
本当に見事だった。壱太郎君は着物に下駄。
凄すぎて のけぞった。
何年経っても忘れられない。
素晴らしかった。

右近君は、色気もあって踊りも上手いし、これからも、期待出来る役者さん

隼人君も頑張ってました。
女殺油地獄の後半は、鬼気迫るものがあったと思います。

しかし、言わせてもらえば、この三人をリードしてくれるような役者さんが欲しかった。
なんか物足りないような、見ごたえに欠けるような。
女殺油地獄も愛之助で見たほどの感動は無かったな。

今の歌舞伎界に猿之助がいないのは、大きすぎる痛手。
男役も女役も何をしても、文句なしのお芝居をしてくれて、
まさに本物のエンターテイナーだった。
勘三郎亡き後、若手を牽引してくれて、猿之助の歌舞伎は間違いなしに
チッケト代金以上の値打ちがあったと思う。

どうにもならない と思いつつ、全くのド素人が歌舞伎界について憂いている。
全く大きなお世話だけどね。

九月に『あらしのよるに』を獅童君と壱太郎でやるらしい。
やったー!

以前、南座で獅童君と松也君でやったのを観て、また やらないかなぁと
思ってました。(関東では公演してたようだけど)
狼たちが狼になりきってて、私は緑色の狼から目が離せなかった。
はてさて、壱太郎のメイ。
また違った趣向で楽しませて欲しい。

何やかや言いつつ、歌舞伎は楽しい。
中村兄弟、関西にも来て欲しいな。
若手の時は、関西によく来てたのに、中堅所になったら、全然来ない。
中村座が中心なのかな・・。また、大阪城でしてくれたら行きたいな。

とにかく、応援してます。


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