わたしの習慣
私はわりかと、習慣(マイルーティン)は多い方だと思う。
①一日、一冊だけの本
私はなるべく、一日に一冊だけの本と決めている。シンプルに自称:本中毒者なので一日に何冊も読んでしまうと金銭面に影響するのだ。おまけに部屋の中は本だらけになってしまう。(かつて入らなくなった本を食器棚に入れて怒られた、というのはまた別のおはなし)
一日一冊ルールはわりと成功した習慣のひとつで、幸福度を高めてくれる。本ストックをしておくと、次に何を読もうか考えられるのも楽しみになる。
②一日、一杯だけ珈琲
仕事がハードになると、珈琲が重宝される。気付けば一日五杯以上なんてよくあった。
だけども感情の起伏が激しくなって、目がいつも吊り上がってきて「これはいけないな」と考えるようになった。
カフェインについて勉強した結果、珈琲を飲む一回目が一番幸せホルモンが分泌されるということ。二杯目からはそのホルモンが薄れてしまうということ。反対にストレスホルモンの分泌が多くなるということだった。
本当は夜より朝の方が良いらしいけど、一日の幸せを感じたいところに飲むとよいという文献のようなものを見つけたので、一番お疲れな夕食後に一杯と決めた。
苛々防止の為の一日一杯だけど、一杯だからこそ、その時間を大事に出来るようになった。
③思考をまとめたりする為に、落書き帳を使う
幼少期から、落書き帳になにかを書くことが多い。
大抵は落書きしているし、メモをする場所でもある。自分の不満もそこに吐き出す。手帳や日記もあるけれど、試行錯誤する場所には落書き帳がぴったりでつい手放せない。
いらなかったら破くことが出来る手軽さもよい。
頭がごちゃごちゃしている時に助けられる必須アイテムのひとつである。
④頭のスイッチを切る:ぼんやりする
私の頭の中は思考でとっ散らかっていることが多い。ごちゃごちゃと思考の運動会が始まると、マイナスなことばかりを考えて他が手につかなくなる。
そういう時はLINEの返事も出来ないし、なるべく人との接触を取りたくない。挨拶もしたくなければ、ご飯すら摂りたくない。音楽すら雑音になる。
だから私は頭のスイッチを切る。
どちらかというと切れてしまう。
いつもの椅子に座って、窓の外からする声をぼんやり聴く。冷蔵庫からする(私の家だけなのか)不思議な水のような音を聴いて、意識が帰ってくるのを待つ。
「こんな自分はなんてぐうたらで、怠惰な人間なんだ。」と昔は自分の悪いところだと思っていた。
だけども今は自分の身体に必要な休息時間だと思うようになった。
ぐうたらでも、ぼんやりしていても、明日普通に働けるくらい生きていけたらそれでよし。
私の大事な大事な、自分を保つための習慣である。
おまけ美術館
紫陽花の季節ですから。
なんだか、わたしの習慣って聞くと、chicaさんのマイフィンランドルーティンを見たくなるね。
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