連載の紹介「投球障害からの復帰と再受傷予防」(月刊トレーニング・ジャーナル)

月刊トレーニング・ジャーナルより、連載を紹介していく。今回は「投球障害からの復帰と再受傷予防」。
著者は牛島詳力氏(ATC、MS、柔道整復師)。

野球選手の投球障害がどのようにして起こるのか、どれほどの負荷が肘や肩にかかってくるかという解説から始まり、手術療法を選択するか、手術を選択せずに保存療法を選択するのかについても。その後は、どのようにして復帰に向かってトレーニングを行っていくか、段階を追って各エクササイズを豊富な写真つきで紹介されていく。

各段階での評価や確認すべきことも示されており、やるべきこと、やるべきでないことも理解しやすい。

過去に著者が経験した失敗の事例や、自作のトレーニング用具についても触れている。自作の、というと奇をてらったようなものを想像されるかもしれないが、オーソドックスなエクササイズの連続である。投球障害を、選手とともに乗り越えていくための手がかりとして、参考になるだろう。

「投球障害からの復帰と再受傷予防」の連載開始は、2019年6月号から。


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