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#読書感想文

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#漫画

『マンガの描き方―似顔絵から長編まで』 作者: 手塚治虫

本誌は1977年初出のものを文庫化したもので、何故今更読んでみたのかと言うと、手塚治虫自体が…

浅野 智
3か月前
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『火の鳥 太陽編(上中下)』 作者:手塚治虫

1986年から1988年にかけて小説雑誌の『野性時代』に連載された第12部は、作品として発表された…

浅野 智
4か月前
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『火の鳥 宇宙・生命編』 作者:手塚治虫

『宇宙編』は第4部で、『ヤマト編』と『鳳凰編』の間に、『生命編』は第10部なので、『乱世編…

浅野 智
4か月前
7

『火の鳥 乱世編(上下)』 作者:手塚治虫

第9部は12世紀末、平安時代の終わり頃の時代を描く。 作中では『鳳凰編』の我王のその後も描か…

浅野 智
5か月前
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『火の鳥 望郷編』 作者:手塚治虫

第8部『望郷編』は、STUDIO4℃によって『火の鳥 エデンの宙(そら)』としてアニメ化され、202…

浅野 智
5か月前
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『火の鳥 復活・羽衣編』 作者:手塚治虫

第6部は西暦2482年の未来を描く『復活編』。 エア・カーから一人の少年が墜落死した。内臓は破…

浅野 智
6か月前
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『火の鳥 鳳凰編』 作者:手塚治虫

シリーズ第5部の『鳳凰編』は第2部以来になる長篇作であるが、火の鳥は長篇作の方が評価が高い様に思う。本作はその中でも特に人気があるのではないだろうか。個人的にもかなり面白い作品と思っている。 舞台は8世紀、奈良時代の日本。シリーズを通して重要な役割で登場している猿田が、本作では我王という悪党を演じている。 生まれたその日に事故により右目と左腕、そして父親を失い、母親は狂人と化した。そんな我王は村人たちに疎まれながら育ち、今や荒み切っていた。 15歳の時、争いごとから人を殺し

『火の鳥 ヤマト・異形編』 作者:手塚治虫

ヤマト編が第3部、異形編は第11部となる。ページ数の組み合わせやら何やら編集上の事情もある…

浅野 智
6か月前
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『火の鳥 未来編』 作者:手塚治虫

3世紀頃の邪馬台国の時代を描いた第1部『火の鳥 黎明編』に続く本作第2部は、西暦3404年の超未…

浅野 智
6か月前
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『火の鳥 ギリシャローマ編』 作者:手塚治虫

随分と前に、『火の鳥 黎明編』の書評を書いたことがあり、その際に火の鳥のシリーズ全体につ…

浅野 智
6か月前
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『奇子』 作者: 手塚治虫

「黒手塚」 漫画の神様 手塚治虫の作品群の一部はそう呼ばれている。 人間の暗黒面を描くシリ…

浅野 智
6か月前
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『決定版 ゲゲゲの鬼太郎2 吸血鬼エリート・妖怪獣』 作者: 水木しげる

水木しげる 生誕100周年を受けて、中公文庫から毎月1冊ずつ刊行中の全集の第2巻。 この全集は…

浅野 智
7か月前
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『リバースエッジ 大川端探偵社』 作者: 作・ひじかた憂峰、画・たなか亜希夫

原作者のひじかた憂峰は、狩撫麻礼の別ペンネームである。画はたなか亜希夫が担当し、週刊漫画…

浅野 智
1年前
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『石ノ森章太郎デジタル大全 仮面ライダー』 作者: 石ノ森章太郎

『シン・仮面ライダー』を観た。公開2日目に観た。『シン・ウルトラマン』を最初は観るかどうか決めていなかったら、なんだか評判が割と良さげだったので、余計なネタバレが氾濫する前に慌てて観たのだったが、それと同じ理由だ。 『シン・ウルトラマン』は結構楽しめたので、今回は迷わず観に行った『シン・仮面ライダー』だったが、こちらはなんとも微妙であった。モヤモヤ感が半端ない。 上滑りがスゴいこの映画をどう捉えたら良いのだろうか? と、色々考えた結果、結局オレは庵野秀明の作風が合わないのだと