『火の鳥 ヤマト・異形編』 作者:手塚治虫
ヤマト編が第3部、異形編は第11部となる。ページ数の組み合わせやら何やら編集上の事情もあるのだろう。発表順にして欲しいところだが、読んでしまったものは仕方がない。後で作品の順番を脳内補正しよう。
ヤマト編で描かれるのは4世紀頃、古墳時代の日本。
奈良県明日香村にある石舞台古墳という、手塚治虫の言うところでは「剥き出しで出来損ない」の墓があり、何故この様な古墳を作ったのかということから着想した古代ロマン作だ。
と言いつつ、シリアスな未来編とは大分異なり、本作はナンセンスギャグも