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2023年3月の記事一覧

『決定版-ゲゲゲの鬼太郎1-妖怪大戦争・大海獣』 作者: 水木しげる

本書は、1965年に『週刊少年マガジン』でメジャー化してからの鬼太郎のお話バージョンである。…

浅野 智
1年前
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『墓場鬼太郎 貸本まんが復刻版』 作者: 水木しげる

言わずと知れた水木しげるの代表作『ゲゲゲの鬼太郎』は、もう何度もアニメ化され、すっかり世…

浅野 智
1年前
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『チャンドラー短編全集1 赤い風』 作者: レイモンド・チャンドラー,(翻訳)稲葉 明…

「ハードボイルド小説の情緒的基盤は、あきらかに、殺人は発覚し正義が行なわれるということを…

浅野 智
1年前
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『バンパイヤ』 作者: 手塚治虫

本作のことは、狼男モノとしてその存在は知っていたが、内容まではよく知らなかった。 主人公…

浅野 智
1年前
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『馬賊戦記』 作者: 朽木 寒三

誰からだったかはすっかりポンっと忘れてしまっているが、薦められるまま読んでみたら、これが…

浅野 智
1年前
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『湯けむりスナイパー』 作者: 作・ひじかた憂峰、画・松森正

秘境の温泉旅館「椿屋」で働く男。その名を“源さん”。「リストラされたサラリーマン」という…

浅野 智
1年前
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『魔神ガロン』 作者: 手塚治虫

手塚治虫の漫画作品で、『冒険王』に1959年7月号から1962年7月号まで連載されていたものである。 テレビアニメの『鉄腕アトム』にゲスト出演したガロンを観たことはあったが、本作を読むのは初めてだ。 中古本屋さんで買ってきた単行本には、冒頭に作者自身の言葉がある。 「ぼくの初めての悪魔的なスターです。侵略ものというかたちのSF物語は、今ではずいぶんありますが、このガロンは、そのはしりの一つではないかと思っています」 手塚治虫はシチュエーションとしてのガロンの存在を、結構気に