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人々の性をドラクエの職業に例えて考えてみた、その1:職業による性のイメージ

ドラゴンクエストというRPGはご存じの方も多いのではないでしょうか?遊んだことが無い人でも、名前は聞いたことがあるかもしれません。

そんなドラクエにある職業のイメージと、私たちの社会で大多数が思う性のイメージは似ているなと思ったのでこの記事を書こうと思いました。

ドラクエの職業と言えば、戦士・武闘家・魔法使い・僧侶・踊り子・賢者・遊び人・パラディンなど沢山あります。

その中で戦士や武闘家という逞しい姿で装飾品を多く付けない肉体派の職業は男性を連想させ、魔法使いや踊り子というか弱いけれど煌びやかな装飾品を身に付け、華麗な姿を想像させる職業は女性を連想するのかなと思います。

これを現実社会に戻してみると、男性は戦士や武闘家などの肉体派であることが王道・女性は魔法使いや踊り子などのサポート役である事が王道という概念がどこかにあるような気がします。

いわゆるステレオタイプの性のイメージということになるのでしょうか?

そのイメージ通りの人が多くいるのも事実であり、それはそれでとても良い事だと思います。屈強な男性・煌びやかな女性、どちらも素敵だと思います。ただ多様な性をこの職業のイメージに当てはめていくと、しっくりこないという事が起きてしまうのかなと思うのです。

女性の戦士だったり、男性の踊り子だったりと大多数が持つイメージとは異なる職業につく人がいるのも事実なのです。これが現実社会だと、性に対するイメージからくる差別や偏見が起きるのだと思うのです。

例えばセクシュアリティを隠した男性が戦士や武闘家であれば、見た目が男性という事で違和感はないのかもしれませんが踊り子だったらどうでしょう?女性らしさをイメージする踊り子の男性というとゲイやバイなのかな?と想像するのかもしれません。ゲイが戦士を選んで、ヘテロが踊り子を選ぶかもしれないのに。

例えばセクシュアリティを隠した女性が魔法使いや踊り子であれば、見た目が女性という事で違和感はないのかもしれませんが戦士だったらどうでしょう?男性らしさをイメージする戦士の女性というとレズビアンやバイなのかな?と想像するのかもしれません。レズビアンが踊り子を選んで、ヘテロが戦士を選ぶかもしれないのに。

私のだいぶ偏ったイメージなのかもしれませんが、このような職業のイメージ=性のイメージというものが現実社会には根強くあると思うのです。

男性であればこうであれ、女性であればこうであれという概念が人々の差別意識に繋がってしまっているのかなと感じています。

セクシュアリティに関係なく自分の好きな職業を選ぶ=性の多様性を認めるという事に繋がってくるのでは?と思いました。

ゲイだから少し女性っぽい職業とか、レズビアンだから少し男性っぽい職業とか。そんな感じではなく自分が望んでこの職業を選んだ、そしてそれは素晴らしい事だと認め合えることが1番大事なのかなと思います。


(簡単にまとめると男性=戦士、女性=踊り子のような根強いイメージから脱却して、性に関係なく自分の好きな事が出来ると良いなと思ったので、この例えで記事を書いてみました。書き直してみましたがしっくりする記事にならないのです。読んでいただけた方は、私が伝えたいと思っていることが伝わっているのかどうか?ちょっと怪しいですが。。。次の記事はドラクエのパーティーの組み方に例えて家族やカップルのあり方を考えてみたいと思います)

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