ヒリヒリと本音を。

あけましておめでとうございます。
シンガーソングライターの成田麻実です。

2020年のフルアルバムDialogue our lifeリリース、月見ル君想フでのワンマンに魂と予算を全振りしたため
2021年、2022年は、少しマイペースに活動してまいりました。
といっても企画ライブも結構やったし中国語で曲も書いたし、なかなか良き2年間でした。

正直2020年の11月で燃え尽きてしれっと活動辞めるかなとも思っていたのですが、
好き勝手巣ごもりしたりやりたい企画やったり中国語で歌ってみたりしたら、おかげでまた沸々と活動に対する想いが沸き上がってきました。

といってもやる気がみなぎって熱く燃え上がる！！！というよりは、このまま辞めるのは悔しいなー、私まだ偉そうに辞められるほど何もしてないなー、なんて思ってきて。
沸々の方向性はどちらかというとそんな感じです。

なので、ここから1年半ほどの中期的な(地下シンガーソングライターの立場だとかなり長期的にも感じる)活動プランを立てました。
本気のやつです。
そう、また、突っ走るやつです。

私は本当は、沢山ライブするのは精神的にキツいのです。(さまざまな要因から。)が。
そんなことも言ってられないということで。
今年はちゃんと本数増やして頑張ることにしました。
なので1回と言わず何回でも遊びに来てください...。
みなさんが私を推してくれる気持ち次第で頑張れますマジで...

正直なところ、やっぱりライブに来場してもらえるのが一番嬉しいです。
いつも足を運んでくださる方々には本当に感謝しかないです。
たまにでも顔出してもらえるのもテンション上がります。
それが本当に一番の心の支えです。

配信があるライブは、コメントや投げ銭も毎回欠かさず受け取ってますし嬉しいです。
やっぱり声に出して、成田を応援してるよ！とアピールしてもらえると俄然やる気が出ます。生身の人間なので。
(私の出番の時にコメントが沢山あるとやっぱり周りからの見られ方も変わります。いつもありがたいです本当に。)

陰ながら応援してもらうのも嬉しいです、が、
陰に隠れていたら、私にも、関係者の偉い人にも届きません。
人気ないのね、とそのまま活動が終わります。
せっかく愛してもらえてもそんなに切ないことはないので、ぜひ、陰に隠れずに応援して欲しいです。

私がなんとか今ギリギリながらも活動を続けられるのは、ここまでみなさんが築き上げてくれた環境があるからです。
成田麻実が立つ場所を、みなさんが守ってくれているからです。
平和だから、安心して歌うことができます。
それは絶対に忘れません。

沢山ライブをするのは私はしんどいと言いましたが、だからこそ、一回一回のライブをいかに面白くするかはかなり考えているつもりです。
どんなお店に、どんな企画に出るのか(すなわちどんな対バンに加わるのか)どんな企画をやるのかなど、やっぱりちゃんと。ね。

ただただ毎回のライブをそれなりにこなすようになってしまったら、そんなのは表現者として失格だと私個人としては思っているので、
何回も来てくださる方にも初めて会えた方にも、その日だけの演奏を聞けてよかったなと思ってもらいたい。
私自身も、その日頑張ってよかったなと思いたい。

以前ドリカムのライブに行った時に、オープニングで登場した瞬間、吉田美和さんが感激してボロボロ泣いていて、マサさんが肩を抱きながら隣で微笑んでて（笑）
あんなに売れててライブ何百回とやってるドリカムレベルでもそんなんなるん？！って驚いたと同時に、そこまで心をえぐられるほど一回一回のライブに注げるよしだみさんスゲェ！！！って思ったのを覚えています。
でもそのあといつもと変わらぬ、いやいつも以上のパフォーマンスで、なんだこれ、、夢か、、ってなりました。
(今年のワンダーランドも楽しみダネ)
aikoさんもクラムボンも私が好きなアーティストはみなさんいつもいつも顔ぐしゃぐしゃにして届けてくれてる。

ライブで泣くなんてプロじゃねぇ！とかいう自称敏腕ボイストレーナーや関係者もいますが、
私はそれくらいヒリヒリしたアーティストの方がカッコいいじゃんねーかな、と思ったりもしてます。
演出は必要ですよ。
魅せるために演出はしますよ。私も。
でもその場でゲロ吐くように色んなものが溢れるのが大事な場面もある。
だってそうじゃなきゃやる意味無いもん。
受け取る側もやる側も何も感じなさそう。そんなのつまんな。

眩暈で画面がグルグルしはじめたのでこの辺で。
(回転性の眩暈ってどうやったら治るの！三半規管弱すぎ)

とにかく、今年もライブ一緒にいい時間を沢山過ごせたら嬉しいです。
この感じだと1年半後にキッパリ辞めることはなさそうだけど、その後しばらく巣ごもりはすると思うので。
今回の全力疾走に全力でついてきて欲しいです。

ばいばい。