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Lancaster大学院留学

今日から約1年間、イギリスのランカスター大学への修士課程留学について書こうと思う。持続可能を一番に考え、あまり気負わず書いていこうと思う。誰かに読んでもらえて、書いたことが少しでも役立ってくれたら嬉しい。

イギリスで学ぶのはTESOL

私が進学するコース名は
Applied Linguistics and TESOL MA
(応用言語学と英語教授法 修士課程)


留学のきっかけ

"イギリスに"留学しようと思い始めたのは、社会人だった6年前の2014年くらい。きっかけとしては中学3年生の時、市の海外派遣事業でアメリカシアトルへ短期で行った。高校生くらいから将来長期で留学したいと漠然と考えていたけど、事情により、大学では叶えられなかった。本気で行こうと思えば行けたのだろうけど、私自身の弱さゆえ断念。理由の一つとして、父親が留学猛反対だったのだけれど、たとえそうであっても、なんとか説得しようと行動するまでの、強い意志がなかった自分の責任だ。加えて、留学以前に、親には大学費用のことで多額の迷惑をかけていた。それで、社会人になってから、自分でお金を貯めて行こうと思った。正式採用されて4年経ち、初任者研修も終わり、お金も貯まったため、やっと留学が現実のものとなった

留学準備の始まり

2019年3月23日に東京の留学フェアに参加したところから私の留学準備が始まる。正確にはそのフェアを予約した2月12日なのかな。右も左も分からない私。国はイギリスってことは自分の中で決まっていたけど、それ以外は真っ白。その後の流れは、留学仲介エージェントとの初カウンセリングが5月5日。エージェントの留学サポート契約は7月。9月23日までに出願するコースを3つ選び、出願書類を作成し始めた。

出願書類の中で推薦状が難関

そこから一番大変だったのは推薦状2通のお願い。推薦をお願いした教授、大学時代のゼミの先生には心苦しかったけど、あんなに素敵な心温まる推薦状を作成してくださった先生へのご恩は絶対忘れない。ちなみに私のこと頑張り屋さんだっていうようなことを書いてくれた。あんなにダメダメ大学生だったのに…。大学時代もっと勉強しておけばよかった、という後悔は先に立たずなので、推薦状に恥じないよう、これから頑張る!

志望理由書と職務経歴書

出願書類のうち英語で作成する大きなものとして2つある。Personal Statement(志望理由書)CV(Curriculum Vitae 職務経歴書)である。その2つの下書きを10月16日にエージェントへ提出し、エージェントによる簡単な添削が10月25日に済んだ後、3つの大学ごとに作成しなおしてエージェントへ最終提出したのが11月12日。

出願書類を揃えるまで

そして追加で必要となった書類を大学から再度取り寄せなければいけなかったり(エージェントさん1回目の大学への取り寄せの時にまとめて言っておいてよ…笑。大学に英文証明書を依頼すると、発行されるまでかなり時間がかかる。私は卒業してから何年も経っているからなのか、なんと25日もかかった!)、レターヘッドで所属長(職場)の推薦状を作成し直さなければいけなかったり(職場、そもそもレターヘッドが存在しなくて大変だった…泣。日本特有の印鑑文化に不便を感じる。)、紆余曲折を経てやっと、全ての出願書類を揃えられたのが12月26日。クリスマスホリデー前には出願したかったのに、クリスマスを過ぎてしまったー!

英語力証明書類としてIELTS受験

その一方で、12月14日に東京に行き、IELTS for UKVIを受験。1年以上の留学はUKVIのIELTSでなくてよかったんだけど、もしスコアが足りなくてPre-sessionalを本コース前に受講しなければならない場合にはUKVIでないとダメで、 UKVIは東京と大阪の2都市でしか受験できないので、念のため東京にてIELTS for UKVIを受験。神楽坂のブリティッシュカウンシル会場。朝一番の新幹線では集合時間8:30に間に合わないので、前日に宿泊。スコアぎりぎりでなんとか達成していることを知った年の瀬。

出願と合格通知

お正月中に出願(一番遅かったLancasterで1月8日出願)。合格通知(offer letter)は、第2志望の Newcastle University が先に届いて、2月4日。第1志望の Lancaster University は2020年2月12日に合格。第3志望は遅れて届いたが、出願した3大学ともunconditional offer(無条件合格)。でも現実を見れば、私のIELTSスコアは大学院に行ける最低レベルだから、英語力としてかなり厳しい。

ここまでの間に、職場の管理職との休職のためのお願いや調整をした。(勝手に準備を進めるわけにもいかないので、けっこう早い段階でまず相談していた。2019年の春くらい。)

未曾有のコロナ禍において

しかしながらその後、2月末からコロナの影響が職場でも大きく出始め、コロナ禍に突入。現在でも続いているけど、なんでこんな時に海外になんて行くんだって思う方も沢山いると思う。でも、ここまで書いてきたように、色々色々あったわけで。行かないという選択肢は全てを無にするようで…。多くの人にご心配とご迷惑をおかけするけど、それでも行きたい。一生の夢だった。先日、マリッジブルーならぬ留学直前ブルーになっている私に、母親が言った。「何不安になってるの。あなた、親を説得する時に、こうまで言ってたんだよ。『イギリス留学できなかったら、死んでも死に切れない。』

そう、それは紛れもなく本心だ。だからこそ、その気持ちを裏切らないように頑張る。ちなみに、留学直前ブルーになっているのは、コロナの影響が大きい。準備が順調に進まなかった。5月には今年は本当に諦めなければいけないかと思った。

Noteに書いてみてとこれから

さて、書くって大事だと実感した。ここまで長々と文章を書いていたら、文を書くのが苦手なくせに案外あっという間で、さらに、書いたことで、意識が顕在化するというか、やる気が湧いてきた。ゼミの教授や職場の方々、両親、励ましてくれた友達、皆様への感謝の気持ちを忘れず、もっと努力をしようと思う。先週、へこんでしまって卑屈になって「(留学には)頑張れば誰でも行ける。」って言った私に、友達が言った。「誰でも行けるわけじゃない。頑張ったから行けるんでしょ。」って。その言葉に助けられた。頑張れ自分。

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